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瞳湖のよしなし事 #1

アメリカの心理学研究によると、人は一日に約6万回思考しているのだとか。起きている時間、1秒で約1回なにか考え事をしている計算。

確かに、ふと何か思いつき、直後に『何だったっけ? 💦』てことがある。
その場の状況とは全く関係なく、脈絡も一切無く。

「あー! 何か良いこと思いついたと思ったのにー!」
1秒で浮かんで消える何かを掴むのは至難の業だ(泣)
そもそも、あれをしなきゃこれをしなきゃという、所謂いわゆる考え事とどう違うのか?

それでもたまに、掴めたと思うことがある。
本当に、極々ごくごくたま~に。

せっかく意識の断片を掴めたなら、どんなにたわいの無いことでも書いてみようかと思い立った。
せっかくなら、通し番号をつけていくつ掴めるか数えてみようか。

じゃあタイトルはどうしよう? 

・・・なかなか思いつかない。

はあ・・・今日はもう諦めて寝よう・・・

部屋を暗くする。
ふいに浮かんだ。

「ヨシナシゴト」

・・・聞き覚えはあるんだけど何だっけ?
とりあえずメモして明日調べよう。

よしし事
とりとめもないこと。つまらないこと。

旺文社 古語辞典 新版 松村明 今泉忠義 守随憲治

ああ、古文の授業であったなぁ。有名な作品いくつかの、冒頭の数行を暗記させられたな。

「由無し事」の意味どころかそんな言葉があることさえ、昔すぎて忘れていたのに、ふと浮かんだ。

なるほど、こんな感じで「ふと」思いついたり感じたりすることが1秒で約1回の思考なのかな。

やってみたら面白いかもしれないな。
反面、心底つまらないことを思いつくかもしれない、とも思う(恐)

が、こんな風にふらふらと定まらないことが「由無し事」なんだろう。
ピッタリの言葉を思い出したのも何かの縁(笑)
本当に書けるかまずはやってみるとしよう。
あ、まず掴む練習が先か 💧

私が楽しんで書けて、読んでくださる方にもちょっとクスッとなっていただけたらいいなと願いつつ、この記事を第一回として終えたい(だってせっかく掴めたんだから(^_^;))




(参考)




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