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#4 始まった悲喜劇の日々!

・お迎えの日から、せめて数日間は家に居て外出は避ける。
・ご飯は交代であげる。
・できるだけ一緒に遊ぶ。
・夜は、まず弟と一緒に寝て、慣れてきたら交代で私とも寝る。

お迎えする前に話し合って、いくつかルールを決めておきました。
『急に猫の生活を変えようとはせず、気長にゆっくり』という本のアドバイスに従って、できるだけゆっくり新しい家と私に慣れてもらえるように。

3日ほど弟のあとをついて回っていましたが、私とも一緒に遊ぶうちに少しずつ慣れてきてくれたようです。
毎日猫じゃらしを振って腕は筋肉痛でしたが(笑)

そろそろ私とも一緒に寝られるかな? そこで弟に聞いてみました。

寝返りを打ってゆめちゃんを潰したりはしないだろうか?

私はよく寝返りを打つし、ちょっと心配になったのです。

「大丈夫、心配しすぎ」

私の心配はこれでは拭えません。
そこで、お昼寝の様子を見たい、と話しました。
私よりもっと寝相の悪い弟と、どう上手く一緒に寝ているのか気になる、と。

苦笑されつつも、見ていると弟の腕枕(?)、脇下のスペース(?)に丸くなって収まりました。

そして、適当に時間をあけて様子を見に行くと・・・

どちらの寝相もいい勝負でした


ああ、大丈夫だな。
やっと安心できて、一緒に寝るのが楽しみになってきました。

それにしても、弟に負けない寝相とは。
私は枕はあげないよ?(笑)

夜になりました。

今日は私と一緒に寝ようね。

ゆめちゃんはきちんとお座りをして、しっぽをパタンと揺らしてくれました。
大丈夫そうね?

そっとゆめちゃんを抱き上げ、ベッドに降ろします。
ごはんも忘れずにベッド近くに置きました。

ゆめちゃんは一度に食べる量が少なく、叔父の家では一日に5~6回、夜中でもごはんを食べることがあったそうです。その習慣はそのまま続けていました。

ここに置いておくね。

声をかけるとこちらを向いてしっぽをパタン。

それから灯りを消して私も横になり、弟がしていたように腕枕(?)をしてみました。
でもゆめちゃんはお気に召さなかったようで、移動して腕の外側から私の顔を見るように、肩に顎を乗せました。

手探りでゆっくり撫でると柔らかい毛がふわふわ、もふもふです。
気持ち良いなぁ。あったかいなぁ。

なんだか顔がニマニマしてきます。こんなに嬉しくなるものとは・・・
顔を誰にも見られなくてよかった。

ゆめちゃんの寝息が聞こえてきました。今日はいい夢を見られそう・・・

が・・・


もう全部食べちゃったの?


朝になって夜中の出来事を話すと弟に爆笑されました。

自分はゆめの気配に気づいて起きるけど、姉ちゃんは爆睡するからな。
どうやって気づかせるか考えたんだろ。ゆめは天才だな!

笑いながら褒めちぎります。自分だって爆睡して枕取られたくせに・・・
でも、本当にゆめちゃんのことが可愛くて仕方ない、その気持ちはよぉくわかったよ! 

次に一緒に寝るのは明日。
ごはんの量を間違えないように気をつける! と心に誓いました。
(正直、睡眠不足になることは避けたかったので・・・・汗)


あ、でも次回はその話ではありませんので、悪しからずご了承くださいませ(笑)


ここまで読んで頂き、ありがとうございます。


参考書籍:イラスト図解 室内ねこ くらす&育てる  日東書院
監修 松原ペットクリニック院長 岩富俊樹   著者 たまき みけ
(敬称略)



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