親は子どもの前であれこれ嫌いとは言ってはいけないと思う話

親は子どもより数十年生きていて、好き嫌いは必ずあります。好きなことを子どもと共有するなら何ら問題ないです。しかし、親の自分が嫌いなものを子どもの前で言うことは子どもの可能性をすごく小さくするんじゃないかなぁと思う訳です。

例えば、テレビにラッパーが出てきてそれをみた親が「ただ何か喋ってるだけじゃん。こんなの歌じゃない」なんて言ったとします。つまり、親はラッパーに対して嫌いって言ってるようなものです。この発言を受け子どもは仮にラッパーになったら親に嫌われるからラップを聞いたりみたりするのはやめようと思う訳です。

他にもよくあるのは虫嫌い。小さな虫が近くを飛んだだけで騒ぎ立てる親がいますが、これを見た子どもも同じ反応をするようになります。
親と同じように虫を嫌いになる訳です。もしかしたら将来立派な昆虫学者になったかもしれないのに、親が虫を嫌いというだけで、その可能性を潰しています。

親が嫌いなものは子どもも嫌いになると思います。嫌いなものを克服しろと言いたいのではなく子どもの前で披露するなという話。
親が嫌いなものを子どもが好きになって熱中して将来仕事になる可能性だってあります。

子どもの前での自分の発言や態度を気をつけなければいけないなぁと思う子育ての日々です。


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