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バカ話をしている時ほど釣れる話

こんにちは!北海道美深町を流れる天塩川などで、カヌー・ボートツーリング、ドリフトボートフィッシングツアーをしているトヤガクトです。

今回は釣りの話。僕が住む北海道美深町を流れる天塩川はトラウト(ニジマス・イトウ)釣りのメッカで、日本中のトラウトアングラーの憧れの地です。多分。
そんな場所で、釣り目的のドリフトボートツアーガイドをやってまして、ゲストとともに川を下り、ツアー中はいろんな話をしたり、何にも話さないで釣りに集中したりしています。

天塩川たくさん魚が釣れる川ではない(釣れる時もある)ので、ゲストと駄弁って(ダベって)いる時の方が多いです。ゲストは釣りをしながら、僕はボートを操船しながら喋っているパターンが多い。僕をよく知る方なら、トヤがそんなに喋るの?と思われるかもしれませんが、話さなくてはいけない状況だと結構普通に話します。

ゲストとは、生まれ故郷の話、こないだ来たゲストが釣った魚の話、過去にここで魚が釣れた話、仕事の話、子どもの話などさまざま。そんでもって特に釣りと全然関係ないバカ話をしていると、釣れることが多いんです。このバカ話をしていると釣れる説は釣り人の中でもあるあるで、どのゲストもしょーもない話をしているときに限って釣れると言います。

逆に釣ってやるぞ!と殺気立って釣りをしている時ほど魚は釣れない。魚の反応があっても、はや合わせになったり、針の掛りが浅くてすっぽ抜けたり、あまりいいことがない。

おそらくですが、肩に力が入っているのと、入っていないので、ルアーの動きに差があるんではないかと思います。バカ話をしていると、体の力が抜けルアーを巻き取るスピードがいくらかゆっくりになり、魚にとっては魅力的な小魚に見える。逆に、釣ってやるぞ!という姿勢の釣り人は力が入り、ルアーを巻き取るスピードが速くなったりする。すると魚は違和感を感じて食いつかない。みたいな感じかなぁと思っています。

丘から釣りをしていると釣り人どうしあんまり近くで釣りをすることはありません。話をするにしても、わざわざ近づいていって「どう?」「異常なし」みたいな会話をする程度。バカ話もできません。

ドリフトボートの上ならボートの上の近い距離にゲストとガイドがいます。こんなにバカ話をしながら釣りができる環境はありません。ドリフトボートは川のポイントを次々巡って釣りができて釣果が上がりそうですが、バカ話効果もあって釣果につながっている?のかもしれない。



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