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移住がもたらす効果

おはようございます。シンです。本日は「移住がもたらす効果」について。

最近よく「移住」という言葉を聞きます。移住にはIターン、Uターン、Jターンなど色々なパターンがありますが、地方にとってどのようなメリットがあるか整理していきます。

目次
①移住者がもたらす効果
②各地域の移住に対する見解
③移住希望者が大切にしていること
④僕らにできること

①移住者がもたらす効果

都内から地方に移住することで沢山の効果があると言われています。

例えば、
・人口が増加することによる経済の活性化
・地域住民の多様化
・文化や技術の継承
などの社会的効果。

・地域消費の増加
・地域雇用の発生
・空き地・空き家の有効利用
・基本的インフラ整備促進
などの経済的効果。

・都市市民からの新たな刺激による地域活性化
・地域文化の向上
・意識や価値観の多様化による住民意識の活性化
などの教育効果。

ざっと箇条書きにしてみましたが、これだけみても地方に移住者が増えることでもたらす効果は沢山ありそうです。

②各地域の移住に対する見解

特に必要とされているのは経済効果です。地方は今後も人口が減り続け、将来的に消滅する街も沢山あると予想されている。

そんな中、移住者が増えることで消費が増えたり、雇用が生まれたり様々なメリットがあります。

長野県の経済研究所は「団塊の世代2人が移住して永住した場合、1世帯あたり約1億3000万円の経済波及効果がある」と言われている。

また観光庁は「定住人口1人の年間消費額=国内旅行者24人分の旅行消費額=国内日帰り旅行者79人分の旅行消費額に相当する」と言われている。

青森県は「セカンドライフを希望する人は推定4000人。配偶者と一緒に移住にした場合の経済効果は2688億円。社会保障費などの公的負担は313億円なのでプラス効果の10分の1で抑えられる」と言われている。

徳島県は「最小434世帯、最大で1116世帯が移住する場合、経済波及効果は少なくとも513億円、最大で1205億円。地元の公的負担は最小で66億円、最大で131億円」と言われている。

以上のように、各地域の行政は移住に対してとても前向きで、移住に対する経済効果に期待していることが分かります。

③移住者が大切にしている

では反対に移住希望者はどういう状況で、移住に何を求めているのか。

少し古いデータになりますがふるさと回帰支援センターの資料によると、移住希望者は年々増えているそうです。

ふるさと回帰支援センター

面談、セミナー参加者は4年で約3倍に。電話問い合わせは約5倍、セミナー開催数は約4倍。

コロナ前でさえ、4年間で移住を考える方が増加していることがよく分かります。

また、同じ資料に移住に対して移住者が求める条件についてのデータもありました。

ふるさと回帰支援センター

移住者が1番求めているのは就労の場。地方への移住に興味は持っているが、働く環境があるか心配の方が多いようです。

給与面や職場における人間関係もそうでしょう。仕事をする良い環境があれば移住したい。けど現実的には難しく、都内同等の環境は少ない。

また都内での生活から一息つくための自然環境も大切のようです。高層ビルや満員電車から抜け出し、リラックスできる環境。

海山川が家の近くにあったり、週末のんびりドライブできたり。自然豊かな街で暮らすというのは「都内の人の憧れ」のようですね。

④僕らにできること

以上の内容から、地方に移住して住んでいる僕らにできることは「地方の良さを伝えること」。

僕の場合は東京に住んではいませんが、埼玉や茨城での生活と愛媛の生活の違いを発信する。愛媛の仕事や生活のリアルを発信する。

今の生活がとても充実し、移住して本当に良かったと思うことをどんどん発信し、移住を考えている方の背中を押すことが大切だと思います。

移住者が増えることで地方は活性化し、移住者は幸福度が上がる。その姿みた移住希望者は移住を決断し、さらに移住者が増加。

こういうサイクルが加速化するよう自分にできることをやっていきたいと思います。

それでは良1日を!

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