20代から自由な働き方を手に入れるために
おはようございます。シンです。本日は「20代から自由な働き方を手に入れるために」について。
社会人になる前の方へ。誰しも自由に働きたいですよね。働く時間、場所、内容は自分で決めたい。自分で計画を立てて、自分で実行できたらベスト。そんな働き方をするためにどうすれば良いか僕なりの考えをお伝えします。
①全体を視る習慣をつける
まずは全体を視ること。「木を見て森を見ず」は絶対に避けましょう。小さい企業でも、大きな企業でも、入社前から常に経営者のつもりで仕事に臨むことが重要です。
経営者は事業を継続するために何を一番大切にしているか。それは間違いなく「キャッシュ」です。
企業はいくら壮大なビジョンがあっても、優秀な従業員がいても、毎年黒字でも、キャッシュがなくなれば終わり。全ての支払いができなくなり、倒産します。
なのでキャッシュフローを常に意識するところからスタートです。売上はいくらか、粗利はいくらか、人件費はいくらか、家賃はいくらか…etc。そして最終的にどのくらいのキャッシュが毎月生まれているんだろうか?
キャッシュを軸に会話ができる20代の従業員がいたら上司や経営者はびっくりするはずです。
次に視るのは会社の根幹となる事業です。大きな会社だと色々なブランドや部署、部門があると思います。どの領域が会社にとって最も重要か見極めましょう。
例えばあるアパレル企業の売上利益の大部分を占めるのは秋冬商品のニットだとします。年間の会社の売上の30%を占める重要なカテゴリー。
あなたが入社して最も力を注ぐべきことは、このニットの売上利益を最大化すること。インナーやアウターはどうでもいい(少しは気にするけど)。ニットを売るために会社は今年どのような戦略を立て、何を実行し、どう成果に繋げるかを徹底的にインプットしましょう。
②求められたことを即実行する
次に大切なのは「即実行すること」です。入社したら誰しも右も左もわからない状況。最初の仕事はあまり面白くないと思います。けどここで面白い仕事を探したらダメ。
まずやることは、上司が求める仕事を即実行すること。何でも良いです。ゴミ拾いでも、力仕事でも、お茶入れでも、書類整理でも、何でも良い。求められたことは誰よりも早く実行する。これが大切です。
1年〜3年はこれの繰り返し。下積み期間です。一つだけ、下積み期間を楽しむ方法があります。それは「誰かの役に立っている」と強く意識することです。
下積み期間の仕事は単純で、面白くない仕事が多いかもしれません。けど誰かの代わりに自分がやることでその人の役に立っている。これは素晴らしいことです。
なので最初の数年は無理矢理でも良いからポジティブな思考を持ち、目の前の仕事を即実行し続けましょう。だんだんそれが面白くなってきますから。
③分かりやすくインパクトのある結果を残す
会社全体のことを意識しながら上司の求める仕事を数年やっていたら、会社のことがある程度わかってきます。
「経営者の意思はこうで、それを上司はこのように噛み砕いて現場に伝えている。現場で結果を残す方法はこれかもしれない!」という感覚です。
ここからはわかりやすい結果を残すことに全神経を集中させましょう。全体にとって重要な部門を明確にし、上司が求めている成果を残す。
成果を残すことは簡単ではないでしょう。しかし本気でやれば大丈夫。本気とは、「寝る時間以外の全ての時間をそこに費やす」くらいです。ここまでやって成果に繋がらない人はいないはず。
結構ハードですが、それくらいやらないと自由な働き方はできません。少しだけ辛抱しましょう。
④経営者のつもりで仕事をする
さあ、ここからが面白い仕事の始まりです。全体の視野を持ち、最もインパクトのある部門を理解し、言われたことは即実行し、成果を残すことができたあなたは経営者から信頼されます。
そしてあなたが最も輝きそうなステージを準備してもらえます。このステージは時間や場所、仕事内容もあなた次第です。
「とりあえず会社にとって重要な成果をあげてください」とだけ言われ、あとは時々進捗共有するくらいです。あなたは自由な仕事を掴みとりました。
ただ、勘違いしてはいけないのは自由と責任は表裏一体。自由に仕事をするということは、それだけ責任があるということ。
プレッシャーとの戦いがスタートしましたね。ここで成果を出せなかったり、真面目に仕事をしなかったら終わり。ゲームオーバーです。
ただ自由な仕事は楽しいですよ。会社のことを本気で考えながら、自分の好きなことを追求できます。時にはサボっても大丈夫。成果さえ残せば。笑
抽象的な話ですが、このようにやれば20代からでも自由な働き方を手に入れられると僕は思います。
これから社会人になる方、もしよかったら頭の片隅に入れておいてください。
それでは良い1日を!
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