閑散期と繁忙期の考え方

ビジネスには必ず閑散期と繁忙期があり、
工夫することで効率的な商売ができる。

洋服はよく売れるのは
①3月〜5月と②10月から12月。

①は春夏服が売れ、
②は秋冬服が売れる。

焼き芋は冬によく売れるし、
かき氷は夏によく売れる。

家具は新生活前の3月がよく売れるし、
観光地は大型休暇で盛り上がる。

これらの話は
当たり前といえば当たり前。

だから閑散期に
どのように売上を取るか。

もしくは繁忙期に向けて
どのような準備をするか。

多くの事業主は考えているはず。

僕たちもそうで、
昨年から始めた焼き菓子専門店は
「贈り物」として利用頂くことが多い。

贈り物シーズンといえば
2月、3月、7月、12月あたり。

それ以外の時期は閑散期。
一年間を通してどのように
売上を取るかがポイントとなる。

僕たちの場合、
贈り物(他己消費)とは反対の
“自己消費”に目を向けた。

一般的に、
人のためにお金を使う
贈り物シーズンは自分のための
消費を抑える傾向がある。

となると、
贈り物シーズン以外の時期は
自分のための消費が増えるはず。

自分のための消費の一つとして、
「カフェで過ごす時間」は
メジャーだと思う。

日頃の疲れを癒すために。
友人と優雅な時間を過ごすために。
そして次の日から仕事を頑張るために。

日々の自分へのご褒美として、
ちょっと贅沢な時間を過ごす。

モノではなく、コトにお金を使う。

そこで、焼き菓子専門店に併設して、
紅茶とスイーツのカフェを作ってみた。

人員は増やさず、
夫婦で運営できるように
オペレーションを工夫し、
固定費も最低限に抑える。

長期的に考え、
無理に売上を上げるのではなく
完全予約制で運営し、ロスを抑え、
利益率を高くする。

さらに予約制にすることで
予約が入っていない時間は
フリーランスとしての仕事もでき、
効率的な商売に繋げられる。

これらは人口が少なく、
比較的時間に余裕がある
田舎だからこそできるやり方。

閑散期と繁忙期を見極め、
それぞれの時期に合った商売を組み立て、
利益率の高い商売をする。

まだまだ道半ばだけど、
このような考え方を大事にしたい。

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