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東京と愛媛の人口の違い

おはようございます。シンです。本日は「東京と愛媛の人口の違い」について。

地方は良いよ!地方に移住はどうですか?と言う前に、数字の違いを理解しておきたいなと思いまとめていこうと思います。

目次
①東京と愛媛の人口の違い
②外国人人口の違い
③出生数と死亡者数
④転入者数と転出者数
⑤婚姻数と離婚数
⑥まとめ

①東京と愛媛の人口の違い

まず人口の違いについて。2020年のデータによると東京(14,047,594人)は愛媛(1,334,841人)の約10倍の人がいるそうですね。年齢別にグラフに整理したものは以下の通りです。

政府の統計データに基づいて作成

東京は20歳から急激に増加。今でも高校や大学を卒業したら上京している方が多いということがわかります。

また、東京は50歳あたりから急降下。これは老後は地方でゆっくりされる方が多いということかな。

一方で愛媛はあまり増減幅はなく、一定の推移となっております。ただ、20歳〜25歳になると約6000人もの若者人口が減っているため県外での就職比率が高いことがわかりました。少し残念。

東京と愛媛で最も差のある年代は25歳〜29歳でした。東京は994,000人いるのに対して愛媛は53,000人。約19倍も差があるようです。

逆に最も差のない年代は65歳〜69歳で、東京670,000人に対して愛媛は96,000人と約8倍の差でした。

まとめると、総人口では10倍の"違い"があること。一番差のある年代は25歳〜29歳で18倍、一番差のない年代は65歳〜69歳で約8倍。

当たり前といえば当たり前ですが、愛媛は若者の人口減少(or流出)をどうにかしないといけませんね。

②外国人人口の違い

次に外国人の人口について。東京には外国人が483,372人いるのに対して愛媛は11,159人。約43倍の差があるようです。

愛媛には外国人が住む機会がないのか、職場がないのか、住みやすい環境がないのか、それとも他の要因があるのか。

この辺ももう少し具体的な調査が必要そうです。

③出生数と死亡者数

次に出生数と死亡者数について。東京の出生数は99,661人。愛媛は8,102人。こちらは12倍の差がありました。

一方で死亡数は東京が121,219人。愛媛は18,036人。約7倍の差です。

つまり東京の出生数は愛媛と比べて約12倍にも関わらず、死亡者数は約7倍。移住者や外国人の流入が増加しないと愛媛の若者人口はどんどん少なくなりそうです…

④転入者数と転出者数

次に人の移動者数をみていきます。東京の転入者数は432,930人に対して、愛媛は17,798人。約24倍の差がありました。

また転出者数は東京が401,805人に対して愛媛は20,952人。こちらは約20倍の差があります。

愛媛は毎年17,798人転入してきて、20,952人転出しているので必然的に人口も減少しています。

前述の通り毎年高校or大学を卒業した若い人材が6,000人も県外に行っているので、この数字は理解できますね。

⑤婚姻数と離婚数

最後に婚姻数と離婚数の違いについて。東京の婚姻数は73,931件、愛媛は4,903件。約15倍の差がありました。

一方で離婚数は東京が20,783件、愛媛は2,001件。こちらは10倍の差でした。

つまり愛媛は東京に比べて結婚するよりも離婚する件数が多いということですね。なんでだろう。。。

出会いの場がないのか、それともなんなのか…具体的な調査が必要そう。

⑥まとめ

これらの数字を見る限り、愛媛は「若者の流出」と「外国人・移住者の流入が少ないこと」に課題とチャンスがありそうです。

簡単なことではないと百も承知ですが、上記の課題に対して集中して対策を打つ必要性がありそう。

今後の活動の参考にしたいと思います。

それでは良い1日を!

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