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20代から自分をマーケティングしよう

おはようございます。シンです。本日は「20代から自分をマーケティングしよう」について。

目次
①マーケティングとはそもそも何か?
②自分をマーケティングする手順
③トレンドより普遍の価値を

①マーケティングとはそもそも何か?

マーケティングってよく聞く言葉だけど正直よく分からない…という方に向けて噛み砕いて説明します。

マーケティングとは「売れる仕組みを作ること」。元USJの森岡さんが言われていたこの表現が個人的に一番分かりやすいと思いました。

キットカットが受験シーズンに売れていたり、新しいIPhoneが発売されたらいつも売れていたり、今や社会の常識のようになっていることは全てマーケティングの仕業です。

売れる仕組みを作るというのはなんとなくイメージできる。ただ、自分をマーケティングをしてください!と言われても何から始めたら良いか分からない….という方も多いでしょう。

なので何から始めるべきか簡単に整理します。

②自分をマーケティングする手順

まずは全体感を掴むべきなので、ステップを共有します。
1-自分のことを知る
2-市場を分析する
3-認知率を上げる
4-ブランド・エクイティをつくる
5-価格(給与や報酬)を設定する
6-自分を販売する

なんとなくイメージできますか?一つずつ解説していきます。

1-自分のことを知る
自分をマーケティングするためにはまず自分のことを知る必要があります。自分は何が得意で、何が不得意なのか。どのような価値観を持っているか。どういう人と、どのような仕事をするのが好きか。社会にどのような価値を提供できるのか。などです。

2-市場を分析する
自分のことがある程度わかったら、今度は市場を分析しましょう。市場というのは自分が活躍できそうな市場です。自分を求めていそうな市場はどこか?公務員か?消防士か?交通系の会社か?IT企業か?小売企業か?わからなければとりあえず直感的に良いなと思う企業に勤めてみて、そこで自分という商品の価値を確認したら良いと思います。

3-認知率を上げる
自分と市場を知ることができたら、今度は認知率を上げていきましょう。認知率とは自分を知っている人の割合です。認知率を増やすためには社内で噂になるような「何か」をする。その地域のメディアに取り上げられような「何か」をする。全国雑誌に取り上げられるような何かをする。認知率を上げるためには「自分の行動量」を増やし、「市場から面白い」と思われることが大事です。

4-ブランド・エクイティをつくる
認知率を上げる時に意識すべきこと、それが「ブランド・エクイティ(資産)をつくる」ということです。つまり、あなたの資産をつくるということ。これは周りの人が持つあなたというブランドに対する一定のイメージです。「会計が得意といえば田中さん!」という場合、田中さんは会計が得意というブランド・エクイティをつくることができています。

5-価格(給与や報酬)を設定する
自分の価値がある程度わかってきたら、今度は「価格設定」をしましょう。気をつけなければならないのが「安売りしない」ということです。価格はその人のブランド価値を表しますし、何より最初安くしたら上げるのに苦労します。ハーゲンダッツが500円になったらさすがに買わないですよね。それと同じです。

6-自分を販売する
最後に自分を販売する。というか、選んでもらえる必然をつくることが大切です。自分から「買ってください!」と営業しなくても、「一緒に働かない?」と思われるような仕組みをつくること。1-5の手順を整理して、自分という商品が売れる仕組みをつくる。これを意識しましょう。

③トレンドより普遍の価値を

最近はAIやNFTという言葉をよく聞くからIT業界で勝負しよう。というのは少し危険です。世の中のトレンドは変わり続けるので。

以下は平成元年と平成31年の世界時価総額ランキングです。

日本企業が独占していた時代と、アメリカ企業が独占している時代。金融の時代からITの時代に変化していますね。

30年前に金融業界に入った方は今どうなっているのか?30年前にIT業界に入った方は今どうなっているのか?

僕には分かりませんが、「盛り上がっている業界」だからと入社した方は苦しんでいるかもしれませんね…

結局何が言いたいかというと、トレンドの業界に入るのではなく、時代に左右されない不変の価値を探すことが大切だと思います。

1890年代に電話が発明されました。その100年後にはPHPが生まれ、1999年にはガラケーが誕生。そして2007年にはIPhoneが発明された。

コミュニケーションをするための「ツール」は変わり続けるけど、「コミュニケーション」という価値自体は変わっていません。

なのでコミュニケーションについて徹底的に学び、そのスキルを磨いていくほうが自分という価値を最大化できると思います。

本日も長くなりましたが、以上になります。「自分」という商品価値を上げ、世の中で選ばれる必然を作れるようお互いに頑張りましょう。

それでは良い1日を!

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