未来の電気は変動性？天気予報よりもでんき予報💡

おはようございます。
冬の朝は寒いですね。

特に冬場は家にいる時間もどうしてもはおうち時間が長くてエアコンなどファンヒーターなどの電気代がかさみます。そして昨今の電気代高騰、契約電気会社の撤退も含め、家庭的に大打撃でした。

そして現在の我が家の電気代は時間あたり変動性です。
この電気会社にして大体半年くらい経過しましたので、少しまとめてみたいと思います。

我が家の電気会社遍歴について

我が家のこれまでの電気会社についてですが、色々ありました。
家庭の支出を削るとなると変動性のまず大きいところから削って行くのが鉄則ですよね。
特に光熱費は子育て世帯にとって電気使用量は大きいと思うので、電気代単価が少しでも安いところが良いと思い、色々と比較検討試行錯誤をしてきました。

子供がいる家庭は我慢するよりも室内の温度を均等にしておくほうが風邪も引きにくいので、このエアコンはゆずれません。
また、時短家事のため、食洗機、洗濯乾燥機などもフル活用しているので、この電気もゆずれません。
また、昨年のリフォームでLPガスからエコキュートに変えたのでトータル光熱費は安くなったものの、電気使用量としては、増えてしまいます。

我が家では大家族で電気を使う状況での電気会社をこれまで検討してきました。電気料金の考え方って従量制だったり、再エネ賦課金だったり、燃料費調整額だったり複雑ですよね。これをできるだけシンプルにしたいと思い、大手電気会社から2019年頃に「ピタでん使いたい放題」に変え、大体23円/kwhあたりを実現していたのですが、発電に必要な燃料の不足などによる電力価格高騰などにより2022年12月に事業撤退。

そこでまた何社か乗り換えたてきたのですが、基本力金や単価だったりや燃料価格調整費などの納得感も含め今の電気会社になったのです。

looopでんきとは

looopでんきとはlooopさんがされている電力小売事業です。

Looopでんき公式サイト-簡単お申込みでご家庭の電気料金をもっとお得に！

電力価格高騰により、しばらく新規募集停止中だったのですが、2023年3月下旬ごろより新規募集が再開されていました。
これまで再エネ関係を積極的に使っている会社のイメージはあったので、ピタでんの撤退から候補先として考えてはいたので、再開を待ちわびていました。
ただ、今回のような電力市場の高騰を受けて、ある程度変動性の料金になっていたので、これがメリットでもあり、デメリットでもあると利用を迷っていたのです。

looopでんきでは、電力市場で余った電源料金が比較的安い時間帯が生まれているようで、電気の利用を少し工夫するだけで、電気代を抑えながらも、再生可能エネルギーを無駄なく活用できるとのことで電力市場の高騰リスクはあるものの、利用を決めたのでした。

市場連動型の変動性電気という選択肢

　これまで電気代は月の利用量に応じてザクっと燃料調整費がかかったりで、その計算方法も難解で、月のズレもあったり、一般消費者にはどうしようもなく受け入れるべきものでした。
　ピタでんにしてたのもなるべく日々の利用量に応じた電気代にしたい思っていたので、今回の市場連動型の変動性電気もその観点では同じです。
というか、むしろ30分ごとの電気代変動が事前にわかってアプリも日々改善していて分かりやすくなっていて、この半年で電気代の日々の変動イメージもわかってきました。

looopでんきでは、アプリで事前に電気代の変動イメージがわかります。https://looop-denki.com/home/app

Looopでんき公式モバイルアプリ｜Looopでんき公式サイト

ただ、わかるのは大体当日や翌日くらいのイメージです。2日後とかはわかりません。日々の電気の使い方を少し工夫するので、まあなんとかわかります。アプリで請求単価として、料金単価、固定従量制単価、国の補助(3.5円)、再エネ単価を加えた割と実際の今の電気代がわかります。私のエリアで今の時間帯で大体今で26円程度（○○.○○円/kWhと小数点2位まで表示されます）です。
　この料金体系は電力市場の具体的な市場価格から決まるので、市場でこの価格が取引されているのだとわかるんです。

　そして、天気のいい時間帯は安い、そして夜間も少し安い。冬の朝や夕方などみんなが使っている時間は高いというのがわかってきます。この天気が良いのは太陽光のおかげです。太陽光が普及すればするほど安くなるんです。曇りや雨の日は安くないのです。平日よりも休日のほうが少し安い。
　なので休日の今日の昼間は11時から15時くらいは12.3円kWh/円と今の時間帯の半額程度になります。
　高いときは曇りの寒い夕方でこれまで30分単価40円くらいの時があったように記憶しています。ただしそれも丸一日とかではなく30分から1時間くらいがピークなので、ピークを避けれる家事や家電は避けることもできます。むしろその時間帯は使用量が日本全国で大きいので火力発電がピークになっていて、海外由来の化石燃料でフルに発電されているかもしれません。

電気の使い方や行動も変わってくる

これだけ電気代に幅が出るのを知ってびっくり。むしろこの安い時間にできるものはこの時間帯に電気を使っていこうという発想になっていきます。エアコンのつけ始めや、エコキュートの設定（太陽光の設定で日中4時間くらい私の家の機種で設定できます）など。looopアプリではスマートに電気を使うヒントとして、エアコンのフィルター掃除で-0.009kWh節電など、さまざまなヒントを教えてもくれます。
　アプリの最近のアップデートではスマートリモコン（SwitchBot：我が家でも活用中）と連動して、外出時でもエアコン設定がしやすくなっています。

　looopでんきを使い始めて約半年ですが、月の平均単価は補助込みで22円から28円くらいで推移しています。
　極端に安くなったわけではないのですが、月々の電気代が我が家の節電実績としてある程度の評価される形でもあり、日々の節電意識や日本の電力事業や再エネとの納得感も含めてある程度満足はしています。
　電気代については、火力発電などは海外由来の化石燃料での発電として海外に我が家の電気代が域外流出していることにもつながるので、できる限り再エネ由来の域外流出しない方法を使っていきたいと思っています。
　まだまだ我が家には節電、断熱には余地があると思うので、取り組んでいこうと思います。
　そして変わったのが天気予報よりもでんき予報を先に見ることになったこと。でんき予報で電気が安ければ天気が良いのだとわかります。

　電気代はこれからも日本全体では少しずつ上がり続けると思いますが、太陽光が普及していくともっと安い時間電気代も下がるかもしれません。　
　日本でも市場変動性の電気会社は少ないので、もっとこういった会社が増えてくると良いと思います。
（特にlooopでんきの宣伝ではなく、現時点の私の意見です。）