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【ガラルダブル】ヤミシンアップリュー

あけましておめでとうございます、年明け早々シーズン2が開幕しましたがいかがお過ごしでしょうか?私ははりきりアップリューと過ごしています。

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構築経緯

ダイジェットの便利さを痛感しつつも飛行タイプに持たせるとロトムやバンドリのカモになるため不一致ダイジェットの強者を探していたところにはりきりアップリューという存在が現れました。最大で実質A267となるはりきりアップリューはガラルナンバーワンの不一致物理ダイジェッターと言っても過言ではないような気がしたので選抜。中途半端な遅さをケアするいたずらごころさきおくりでサポートするヤミラミ。他のメンバーにダイマックスを渡すなど非ダイマックスではりきりをカバーする重力担当にシンボラー。ヤミラミとシンボラーとアップリューでヤミシンアップリュー。この時点で異様なオーラを放つメンツに。

タイプ相性に優れる協力サポートメンバー3体を入れて構築完成。さあはりきっていきましょう。

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レンタルID 0000-0002-B628-J6

パーティー個別紹介

アップリュー

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はりきり いのちのたま
げきりん/Gのちから/そらをとぶ/ヘビーボンバー
いじっぱり
努力値:H236 A76 B12 D52 S132
実数値:175-154(はりきり231)-102-x-87-107

H:16n-1最大
A:ダイソウゲンでH振りハードロックダイマックスドサイドン確1
S:追い風下で最速ドラパルト抜き
耐久:ダイマックス時、ドラパルトのAC特化ダイドラグーンをいのちのたまダメ込で確定生存 

はりきりって相手をなぎ倒していくエース。アイアントで話題になったようにはりきりはダイマックス時に補正はそのままに攻撃が必中となる。一致等倍が通る相手ならダイマックス技でバタバタ倒していけるのでめちゃくちゃ強い。後述のヤミラミのおかげで追い風下であろうがトリル下であろうが基本1回以上は動けるので無事ダイマックスすれば相手を半壊させるだけのポテンシャルを持っている。

また構築調整中に知ったのだがなんとGのちからは重力下で威力1.5倍になる。これにより万が一ダイマックスが切れたり、他にダイマックスを渡すことになっても重力によって動ける裏ルートがあり腐らない。マジで強い。

ただトリルだと使えないくらいの絶妙な遅さなのでとにかく周辺でサポートしながら動かさないといけないのでそこを理解して動かさないと何もできずに試合が終わってしまうので注意。

ステータスはある程度耐久にも振っておくことでダイマックス3ターンをフルに使える一助になる。Sも最低限は確保したいため努力値はある程度分割利用しいのちのたまを持たせた。

技については素で打つには使いにくい技で構成されているがダイマックスで動かすので心配はいらない。説明不要のGのちから、一致で積極的に使っていくダイドラグーンは素で殴り合いになったときに火力が出るげきりん、ダイジェットの媒介として最高火力がでるそらをとぶまでは確定。最後の枠は効果が優秀なダイアークになり素で殴る際に素早さを無視できるふいうちも候補だが、苦手なフェアリーに大打撃を入れられるダイスチルを優先してヘビーボンバーにした。なおヘビーボンバーは普通に使うと威力が40しかない、なにをもってヘビーなのか

ヤミラミ

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いたずらごころ ロゼルのみ
ねこだまし/さきおくり/おにび/イカサマ
わんぱく
努力値:H252  B108 D148
実数値:157-95-119-x-104-70

耐久:ロゼル込みミミッキュ特化じゃれつく高乱数耐え、残りD

アップリューを全力で動かす相棒。アップリューはS種族値が70とかなり微妙なラインになっており上に振るにも下に振るにも努力値の消費に対して得られる結果が釣り合わない切なさがある。そこでいたずらごころさきおくりとねこだましでアップリューの行動を強力サポートするのがヤミラミとなる。

よくあるケース1:ドラパルト-エルフーン
この際エルフーンミラーだとお互い追い風をしてドラパルトが先に動き悲しみだけが残る。なのでヤミラミでドラパルトを先送りしてアップリューを動かす。この際ドラパルトがダイマックスしたら相手の戦力をごっそり削げるので最高のパターン。
よくあるケース2:トリル下ドサイドン
この構築は基本的に無理して相手のトリルを止めに行かない動きになる。なのでトリル下で悠々とドサイドンが出てくることも多いのだがヤミラミアップリューで向かい打てればカモである。さきおくりしてダイソウゲン、そこにはきれいな草原が残る。

アップリューとの対面で相性が有利な場合、あえてねこから入って相手を油断させる動きも強力。ねこ+さきおくりで2回ダイマックスアップリューが動ければ相手は半壊しておりほぼ勝ちが見えてくる。

残りの技スペは好みで変えても良いと感じた。自分はトリルエースなどをうまくいなせたり何もすることがない時にとりあえず先制で撒いておけるおにびとドラパルトをごっそり削れるイカサマとした。他にもバークアウト、トリック、ちょうはつ、アンコール、みきりあたりは候補になると思う。

破壊力があるけど中速ポケモンとの相性がめちゃくちゃいいので今後も追い風エルフーンがハマらない構築に使うカードにしたいなと思う素敵ポケモンでした。

シンボラー

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マジックガード きあいのタスキ
おいかぜ/じゅうりょく/さいみんじゅつ/サイコキネシス
おくびょう
努力値:CS252 D4
実数値:147-x-100-155-101-163

前述の通りアップリューのGのちからはじゅうりょく下で威力が1.5倍、もとより命中不安のはりきりも相まってじゅうりょくとの相性は言わずもがなである。ただどうしても構築のスペースが足りず当初重力をあきらめていたのだが全世界を見渡してもこいつとドーブル以外に不可能なおいかぜとじゅうりょくの両立を実現するシンボラーのおかげでいろいろ解決をした。

もともとアップリューが出しにくい時は先発をヒートロトムなどに任せて隣でエルフーンで追い風をする動きを試していたのだがあまりに凡庸で特に強くも弱くもなくこの構築には合わなかった。

しかし襷シンボラーは違う、おいかぜをしてじゅうりょくをして速やかに倒されてくれるのだ。この動きによってアップリュー以外のダイマックスと命中安定のはりきりアップリューがおいかぜ下で並ぶというもう一つの勝ちパターンが作れるのである。偉いぞシンボラー。

この手のポケモンは必要以上に何かをしようとすると構築が破綻するのであくまで「おいかぜをしてじゅうりょくをして死ぬ」ことに徹している。それが一番強かった。

なので残りの技は自由と言えば自由。奇跡的にじゅうりょく後に生き残った際に使えるさいみんじゅつ、一応一致でそこそこ威力がでるサイコキネシスに自分はしている。

尚、今回の構築検討で調べたところガラルにじゅうりょく使いは最終進化系で6種しかいない貴重な存在。キョダイマックスイオルブが解禁されたらもう少しじゅうりょくパーティーも使いやすくなるのではと感じました。

ヒートロトム

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ふゆう こだわりスカーフ
10まんボルト/エレキネット/オーバーヒート/ひかりのかべ
ひかえめ
努力値:H252 C212 S44
実数値:157-x-127-167-127-112
S:スカーフで最速リザードン抜き

アップリューが苦手なギャラドス等のひこう系、アーマーガアなどのはがね系に強く補完に優れたヒートロトム。主にアップリューで先発した際の引き先として、またアップリューが選出しにくい時の先発として活躍する。

スカーフを巻いているのでHCに厚めに配分可能。10万ボルトオーバーヒート以外にエレキネットを搭載した。エレキネットは貴重な一致範囲技かつ、スカーフで上から当てつつ隣のポケモンを動かすのが便利。ひかりのかべはトリルを凌ぎたいときや選出上の不利を強引にケアするのに活躍した。いずれの技もスカーフで縛られることが厄介なものの、ダイマックスのおかげでその懸念は緩和されている。

前述の通りシンボラーと先発させてダイマックスして隣にアップリューを並べることも多く、2体目のエースとして活躍した。

ミロカロス

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かちき たべのこし
だくりゅう/ワイドブレイカー/くろいきり/じこさいせい
ひかえめ
努力値:H244 B172 C4  D36 S52
実数値:201-x-121-133-150-108
H:奇数最大
D:ロトム属の10万ボルトベース特化ダイサンダー確定耐え
S:1ランクアップ上昇で最速ウイン抜き
B:残り

環境に多いほのおへの対策と耐物理トリル、そして対カビゴンまでをこなすパーティのディフェンスリーダー。当初、シーズン2で増えそうと思ったカビゴンへの対策としてくろいきりを使える汎用受けポケモンとして起用。使ってみるとダイマックスわざのおかげで勝手にかちきがバンバン発動して気が付くと攻めのリーダーになってるケースも多かった。

この構築はトリルを始動を封鎖する具体的なギミックを搭載していない。むしろトリルは撃ってもらってミロカロスのワイドブレイカーとヒートロトムのひかりのかべで防御を固めて相手のトリルと、だいたいセットで展開されるダイマックスターンを凌ぎきることが狙いになる。

特に物理型にはめっぽう強く、ワイドブレイカーを何回か使いじこさいせいを使う頃にはトリルもダイマックスも終わっておりその間勝手にCが数段階あがったりしてる。

当初ハイドロポンプを使っていたけど守られたりするのがしんどかったので上がったCを範囲攻撃で活かすだくりゅうを採用。こごえるかぜを使っていた時期もあったがトリルに対して使うことが多いので不要に。なおグラスフィールドが展開されることも多かったのでたべのこしとの相性も抜群でした。

ドリュウズ

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かたやぶり とつげきチョッキ
10まんばりき/アイアンヘッド/いわなだれ/ロックブラスト
ようき
努力値:A252 S252 D4
実数値:185-187-80-x-86-154

最後までいろいろ試した枠。ジュラルドンその他が重く、じめんタイプを使いたいと考え様々試した末にたどり着いたドリュウズ。砂を自発的に使える構築ではないので便利なかたやぶりにしている。ちなみにドリュウズの前はトリトドンやトリックルーム封印ネンドールとかを使っていた。このパーティにさらにネンドールがいるのは流石にやばいと感じて安心と信頼のドリュウズさんに頼ったのだが正解だった。

トップメタクラスのポケモンだけあってとりあえず他に起用できる手札が無い時に忍ばせておくだけで活躍する。特にリザードン構築にヒートロトムと並べてエレキネットの横で動くパターンがなかなかに強かった。

もちものはたつじんのおびやタイプ強化系などもアリだがまもるを採用しない型かつ壁下で動くことも多かったのでDが厚くなるチョッキにしている。

技は10まんばりきアイアンヘッドの基本2種に加えていわなだれロックブラストにしている。ロックブラストの枠はかわらわりなどとの天秤だが襷破壊ができるのが便利。

とにかく現環境ではがねとじめんをこのスペックで使えるドリュウズは「困ったらいろいろ考えずに使っとけ」レベルに強い。もちものや特性でバリエーションも豊富なのでこれからもガラルを支配するんだろうなあと思いました。

選出

基本形
先発アップリュー+ヤミラミ

アップリューの攻撃が通る相手ならこれでスタート。躊躇なくダイマックス。

VSトリパ
先発:ミロカロス+ヒートロトム 裏ヤミラミ+ドリュウズorアップリュー

ミロカロスとロトムでトリルを凌いで盤面を整えてからヤミラミアップリューで暴れる。アップリューがキツそうなときは安心と信頼のドリュウズで。

VS初手アップリューが微妙
先発:ヒートロトム+シンボラー 裏アップリュー+ドリュウズorミロカロス

ギャラドスやトゲキッスなどの先発が予想される際はこの組み合わせで先発しおいかぜ重力を狙う。2ターン目で重力が使えそうな状況ならロトムで積極的にダイマックスもあり

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シーズン1と2の間の野球で言うオープン戦期間にカジュアルで構築を調整してランクマッチへ。10戦1敗1切断でスムーズにマスボ級に到達できました。強いぞアップリュー!

ヤミラミ+アップリューでもシンボラーじゅうりょく+アップリューでもとにかくアップリューが動ければ強いというのが感想。特にGのちからがじゅうりょく下で強化されるというのが凶悪で、これにより非ダイマックス時もA実数230超から一致120技を2種持てるというとんでもない性能を得ることができました。

またヤミラミは非ダイマックスでも大打撃を作れる急所ネギガナイトあたりとも相性がいいのではと感じたので今後も何かとお世話になりそうです。

次は解禁されたキョダイマックスを使ってみようかなと思ってます、ではまた!

※その他ガラル記事(レンタルチームあり)はこちらから

対戦記事まとめ https://note.com/toxumeikixin/m/m7e87c4924904

※過去にAPPDATEさまで公開させていただいた記事はこちら(http://bit.ly/38cB9RX)から!アローラ!

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