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【ガラルダブル・S2】ギギギジャラリンダー

▼前書き

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キョダイマックスが解禁されたランクマッチS2。どうしても使いたかったキョダイバタフリーを中心とした構築を作成。脱出ボタンを持ったエルフーンがおいかぜをし、初手キョダイコワクをぶっ放す。攻撃をもらったエルフーンがボタンで退場。裏から寝てる相手の前で悠々と積めるジャラランガやどくに対するベノムショック、その他に対するたたりめを高いCから撃ち込めるストリンダーが降臨して暴れるというコンセプト。

結果、バタフリーが大活躍し5000位くらいからスタートしたランクが、

3万位後半まで落ちました。

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状態異常ガチャ、運を天に任せるしか勝ち筋が無い。まさに任天堂。

▼本編

ということでキョダイバタフリー構築は解散。ただこの構築でソウルビートジャラランガとストリンダーの強さに手ごたえを感じたのでここをベースに構築検討スタート。

まずジャラランガ、強いのだが弱点が多くそれこそキョダイコワクで相手2体が眠らないと安心して詰めない。なにかいい方法はないものかとジャラランガの弱点を受けれるポケモンを探していたところ「鋼単」という補完に到達。鋼単でこのゆびとまれがいれば最高なのだがそんなポケモンはいない、しかし鋼単でサイドチェンジができるやつならいるギギギアルである。

ギギギアルはついでにストリンダーの苦手なエスパーも受けれるためこっちと並べても良い。そしてギギギアルの特性をプラスに、ストリンダーの特性をマイナスにすることでストリンダーのCが底上げされる恩恵も。ギギギアルには風船を持たせることで限定的ではあるがストリンダーの弱点もすべて受けれる存在になる。使いたい2体を守り強化するギギギアルという構築のベースがここで内定する。ギギギアルとジャラランガとストリンダー、ギギギジャラリンダーである。

残りはS操作を自在に展開できるエルフーン、風船があろうが地面は重いので浮いてる威嚇という用心棒性能が高いギャラドス、トリルなどの持久戦に相性が良いブラッキーをそろえて構築完成。

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レンタルID 0000-0002-C4F7-9R

■パーティー個別紹介

ギギギアル

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プラス ふうせん
ギアソーサー/アシストギア/でんじは/サイドチェンジ
いじっぱり
努力値:H252 A236 S20
実数値:167-165-135-x-105-113

S:準速ニンフィア抜き

人生で初めて使ったギギギアル。ジャラランガと並べたり、裏から繰り出して即時的にストリンダーの火力を上げたりと運用ルートは思ったより複数あった。意外だったのはそこそこAが高いので普通に殴れるという点。フェアリー優勢の現環境において鋼の通りはかなり良い。しかもギアソーサーは2回攻撃なので相手の襷を貫通する。タイプ相性的にもエルフーンに圧倒的に強く、よくある「襷エルフーンを倒しきるタイミングを決めきれないうちにいいようにやられる」ということが防げたのはかなり大きい。他にも襷を巻いて補助しがちなバイバニラや地味に上をとれるニンフィア、ばけのかわを貫通可能なミミッキュなど歴戦の強者に異様に強い。
本来本職として考えていたサポートに目を向けると当然ストリンダーと並べたときの効果は絶大。サイドチェンジで守ったりでんじではでサポートしたり想像通りの便利さ。特にすることが無い時もアシストギアでさらにストリンダー を強化可能など大活躍した。なお、人生で初めてアシストギアのエフェクトを見たのだがすごいかっこよかったです。

ジャラランガ

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ぼうおん オボンのみ
スケイルノイズ/はどうだん/かえんほうしゃ/ソウルビート
ひかえめ
努力値:H140 B44 C252 D4 S68
実数値:168-x-151-167-126-114

H:3n&4n最高
S:準速バンギ抜き
残りB

ソウルビートで勇者となるアローラの600属。種族値のベースが高いので全能力が1段階上がるだけで完全なるエースとして戦うことが可能。バンギラスやドサイドンなどの重戦車系に非常に強くロトム系にも痛打をもらうことが少ないのが優秀。この性能を活かすのが、トリックルーム構築の裏に温存して後半スイーパーとして殴るパターン。スタンパ相手の序盤にギギギアル等の支援を受けて積んでダイマックスしてしまうことも可能だがやはり対トリル構築後半戦が強かった。流れとしては後述のギャラドスやブラッキーで序盤のイエッサン+トリル役やカビゴンなどを処理しトリルが2ターン未満くらいになったところで降臨。だいたい相手にはドサイドンあたりが温存されているのでタイプ相性を活かしてソウルビートして薙ぎ払っていく。ぼうおんはニンフィアやバクアへの対抗と2回だけ当たった滅びパへの対抗としてかなり機能した。特にニンフィアは対面1ターン目でだいたいハイパーボイスを撃ち、防音とわかるとサイコショックなどに切り替えてくるのだが隣にいがちなギギギアルのサイドチェンジで吸えてしまうためジャラランガーニンフィアの絶望対面で2ターンも作れる。ギギギアル様様である。ちなみにHPの配分的には混乱実も採用可能、その場合エルフーンに壁など入れておくとより安定する気がします。

ストリンダー(ローなすがた)

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マイナス いのちのたま
オーバードライブ/ヘドロばくだん/たたりめ/まもる
ひかえめ
努力値:H4 C252 S252
実数値:151-x-90-182-90-127

ギギギアルと並べることで実質C273というすごい突破力を備える本構築2体目の勇者。ストリンダーが抱える「あともう少し火力があれば」をギギギアルが解消することによりエースとして運用することができる。多い流れとしてはエルフーンでS操作を行い上から動ける状態で隣にギギギアル召喚、そのまま暴れて行く。相手にワンパンされるケースがあるときは1ターン使ってでもダイウォールしながらS操作をする事で安全に動くことができる。Sさえ整えば隣にギギギアルが降臨すれば雑にダイサンダーを撃ってるだけで相手は疲弊してく。技は一致2種に加えて「たたりめ」を選んでいる。ダイホロウにすることで無振りダイマックスドラパルトを一撃で持っていける。一応選択肢にハイパーボイスやバークアウトがあるが特にドラパルトをワンパンできる以上の何かを得られる利点もそこまでないのでたたりめに落ち着いている。電気・毒の攻撃性能は本当に優秀、これからも工夫して使っていきたいと思わせるポケモン。

エルフーン

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いたずらごころ きあいのタスキ
おいかぜ/トリックルーム/ムーンフォース/てだすけ
臆病
努力値:B4 C252 S252
実数値:135-x-106-141-95-168

今回は特にスカーフも常時先発型のダイジェッターもいないので安定S操作マンとしてエルフーンが大事な駒になる。基本的にはストリンダーと先発して1ターン目で追い風。ただそれ以上に多いのがエルフーンミラー。だいたい隣にドラパルトやリザードンがいるミラーが多いのだがこれは勝ちパターンになる。相手は高確率でダイマックス+おいかぜで制圧を狙うのでこちらはストリンダーをダイマックスさせてダイウォールし隣でトリックルーム。これでほぼ誰が出てきても上を取れる状態が整いうまくいけばこの一手で降参をもらえる。2ターン目はギギギアルに替えるだけで隣のストリンダーのCが1.5倍になりトリルが切れる頃に再登板して追い風をするまでがテンプレ。シンプルだがめちゃくちゃ強い。技はムーンフォースは確定で最後枠は好みで変更可能。この構築では攻撃補助の方が使いやすい印象があるので「うそなき」あたりが候補。ただ先制技で襷分を狙われるケースも多いので上から動けるてだすけが便利な印象です。

ギャラドス

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いかく ラムのみ
たきのぼり/とびはねる/パワーウィップ/ちょうはつ
ようき
努力値:H164 A164 B4 D4 S172
実数値:191-166-100-x-121-135

S:最速バタフリー抜き
H:16n-1
残りA(ドリュウズ滝登り確定1ベースでBDに最適配分)

主力2体が地面に弱いので用心棒件便利な水枠としてアサイン。もともとこの枠はトリックルーム対抗として以前も使ったワイドブレイカーミロカロスを入れていた。しかし、オフェンスエースが特殊型ということと草技が欲しいケースが多かったことなどが増えたため威嚇で攻撃を削りながら物理で殴ることもできるギャラドスに至った。この世代では初めてギャラドスを使ったけどシンプルに強い浮いてる威嚇は地面優勢の現環境で便利なことこの上ないしパワーウィップをもらったことによってトドンや水ロトムに打点を得てしまったのが凶悪。補完枠としての登板の他にトリパに対して使うことも多いのでバタフリーに上から挑発を入れる役目も追っている。どうしようもない時はこいつでダイジェットを撃ってるだけでどうにかなったりもしたので今後も困ったとき枠(ドリュウズとかロトムとか)の1体として思い出すようにしたい。

ブラッキー

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せいしんりょく ウイのみ
バークアウト/イカサマ/あくび/つきのひかり
おだやか
努力値:H236 B20 D252
実数値:200-x-133-80-200-85

H:4n最大
残りB

トリル対抗を考えた際Aを削るギャラドスの対になるDを削る役を検討。光の壁やバークアウトを使えてカビゴンなども見れるポケモンを探した結果ブラッキーに。使ってみるとなかなかに強い。基本的にはトリパに対してバークアウト、ダイマックスをしそうな相手にあくびなどを使っていきトリル下での安定した遅行を推進する。はらだいこカビゴンに突き刺さるイカサマはついでにドラパルトなどへのけん制にもなる。最後枠はてだすけなども一考だが遅延を成立させるための回復枠としてつきのひかりを採用している。とにかくトリパが見えたらこいつを出してバクアを撃ち続けるだけで安定した。尚フェアリーに弱い点はここでもギギギアルでサイドチェンジすることでごまかせたりする。ギギギアル、というか鋼タイプって本当にタイプ相性がすごいと思いました。

選出

基本形1
先発:エルフーン+ストリンダー
裏:ギギギアル+ジャラランガorギャラドス
一番多いパターン。S操作とストリンダーを組み合わせて攻めていく。2ターン目にS有利が取れたらエルフーンをギギギアルに交換し破壊力を増したストリンダーで攻めていく。

よくある例)
VSエルフ+リザードン
初手:エルフーン>トリル ストリンダー>ダイウォール
相手はおいかぜからリザードンでダイマックスしてくるのでこれで制圧可能。尚ストリンダーをダイマックスさせずに「まもる」にしてしまうとリザードンがまもる貫通ですごいダメージを与えてくるので注意。
VSキッス+ドラパルト
初手:エルフーン>おいかぜ ストリンダー>キッスにダイサンダー

ドラパルトのダイドラグーンをストリンダーが耐えるのでダイマックスしたドラパルトを2ターン目にダイホロウで粉砕可能。尚キッスがダイマックスしてもHキッスならダイサンダーで突破可能です。

いずれのパターンにおいてもギギギアルーストリンダーさえ整えばダイマックス解除後も破壊力は維持できるので、どうしても相性上耐えきれないことが想定される場合は突っ張らないでダイマターンを残してでもストリンダーを下げる決断もあり。

基本形2
先発:ギギギアル+ジャラランガ
ジャラランガが出しやすい時は初手で繰り出しサイドチェンジしながらいきなりソウルビートを決めていく。そのままダイマックスしてギギギアルのサポートを受けながら展開していく。裏はエルフーン+アタッカーが安定。

対トリパ
先発:ブラッキー+ギャラドスorギギギアル
裏:ジャラランガ+なにか
トリル系にはブラッキー+αで始動。バタフリーが見えていたらギャラドス、ブリムオンはギギギアル。裏にはジャラランガを忍ばせておいて後半のドサイドンやコータスを処理する役目を担わせると安定。

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バタフリーにより崩壊した順位を上げるべく構築検討開始。今回の形にたどり着いたのはシーズン2最終版でしたが順調に順位を上げて2000位前半までは到達しました。あと2日くらいあったら3桁行けたんじゃないかなあという感じで手ごたえはそこそこありました。

今回の気づきはとにかくストリンダーの破壊力とギギギアルの優秀さ。個別にも書いた通りあと一歩のストリンダーの攻撃性能をギギギアルが補完することの爽快さが素晴らしく使っていて楽しかったです。またギギギアル単体の優秀さも気づきの一つ。特に「鋼のサイドチェンジ」と「ギアソーサーによる襷破壊」の2点はかなりの便利さで他の構築にも使えるのでは?と感じるレベル。

さてシーズン3は実施中にホーム解禁が想定され、それとセットで未解禁夢のポケモンの流入が予想されている様子。絶対誰も注目してないけどこの構築のストリンダーを解禁予定の「マイナスライボルト」に変えるとそれはそれで面白いのでは、、、と少しだけ気になっています。

ではまた!

※その他ガラル記事(レンタルチームあり)はこちらから

対戦記事まとめ https://note.com/toxumeikixin/m/m7e87c4924904

※過去にAPPDATEさまで公開させていただいた記事はこちら(http://bit.ly/38cB9RX)から!アローラ!

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