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【ガラルシングル・シーズン10】HSオノノクス+HBロズレイドで10年ぶりのシングル挑戦


▼経緯

新ルールに沸くガラル地方、私もガッツリ遊んでいますが結果何が起こったかというと、ミントとカプセルの使い過ぎでBPがめっちゃ減りました。

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性格と特性を頻繁に変えられるせいで人間不信に陥った皆さん

BP稼ぎをまともにやろうもんならめんどくさすぎて死んでしまうと思った私はついにあれをやることに決めた。そう、シングルもマスターボール級にして月末ボーナスをもらう作戦である。

普段ダブルバトルしかやらない私がまともに6-3シングルをやったのはイッシュ地方までさかのぼる、もはや10年も前だ…まだポケモンたちのドットも粗めだった頃だ…

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懐かしい

それはともかくまずは敵を知ろうとシングルバトルでの利用率を確認。

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シングルでブイブイ言わしてる皆さん

このメンツをある程度どうにかすればマスターまではいけるはず。

まずはパッチラゴン。こいつは高火力で上から弱点を突くのがベスト、ということでSで上をとるドラゴンを選びたい。火力を踏まえるとサザンかオノノクスが良さそうだがサザンは4倍弱点がつらいのでオノノクスを選んだ。かたやぶりでロトム界隈をまとめて対処でき、竜の舞で火力をさらにケアできるのでHに振れる。これにより1回は耐えるケースが増えきっと安定する。

次にアシレーヌの対処。水とフェアリーなのでそのまま草と毒を当てればよいはず、ということでロズレイドである。毒はそのままオノノクスが苦手なフェアリーへの耐性になるのでこちらも耐久に厚くして運用をイメージ。ついでにシングルに多いらしいドヒドイデなどのどくどくも無効なのでよさそうである。

次がリザードン。相性が圧倒的に良いヒートロトムが良さそうということで選抜、スカーフを巻いて上をとるイメージだ。

次がナット、ドサイ、サザンだが格闘でまとめていけるのと水が手薄なのでれんげきウーラオスとする。

ベスト10の残りはウーラオス2種の相手だがフェアリータイプでの対処イメージと、とりあえずシングルは壁はっとけみたいな感じでオーロンゲでケア。

最後の1枠は困ったときに超火力で突破が役立つ気がしたのとゴーストへの悪打点が欲しいのが相まってポリゴンZとした。

▼構築一覧&レンタルチームID

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チームID:0000-0006-D3KH-1X

10年ぶりのシングル、当時好きだったロズレイドをまた使えることに謎の感動。

▼パーティー個別紹介

オノノクス

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かたやぶり いのちのたま
げきりん/アイアンテール/じしん/りゅうのまい
ようき
努力値:H188 A68  S252
実数値:175-176-110-x-90-163
A:ダイドラグーンで無振りパッチラゴン確1 
H:残り

イッシュの暴君ことオノノクス。今回のルールでは5番目に早く1番のA種族値を持つドラゴン。パッチラゴンの上をとれることがシンプルに優秀でS操作が積みに依存しがちなシングルでは対面で有利をとれる。また、かたやぶりにより地震をロトム系統に当てていけるのが強く、使用率上位のヒートロトムに特に強い。

Hに振っていることでりゅうのまいが積みやすく、壁と組み合わせればかなりの硬さになる。

4枠目の技は選択だがニンフィアなどの処理に便利なアイアンテールにしている。

シングルではあまり見ないがDの高いヌメルゴンと相対するとサザンドラよりも処理能力が高く、ダブルでも使えそうな予感。

良いアタッカーでした。

ロズレイド

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しぜんかいふく くろいヘドロ
へどろばくだん/ギガドレイン/やどりぎのタネ/ねむりごな
ずぶとい
努力値:H196 B252 C36 D4 S20
実数値:160-x-128-150-126-113

S:準速60族抜き
H:16n
残り:C D

水、フェアリーへの受け出しとどくどく軸の嫌がらせへの対処を行うロズレイド。もともとDが高いのでHBにして臨機応変に立ち回れるようにした。

当初、アシレーヌを狩ろうとCSなどを検討したものの、アシレーヌはどうやっても硬いのでワンパンを狙うより耐久気味にしてサイクルに使えるような性能に切り替えたがそこそこ良かった。

特にやどりぎのタネねむりごなが素晴らしい。有利体面ではやどりぎを積極的に撒いて耐久性を高めつつ、相手の引き際にねむりごなを入れられればイージーウインもある。

タネとくろいヘドロによる回復があいまってかなり硬く、感覚的には殴れるモロバレルという感じでとても使いやすかった。

いざとなったらダイマックスしダイアシッドを1回とおせればアタッカーにも変貌するのが素敵でした。

ヒートロトム

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ふゆう こだわりスカーフ
ボルトチェンジ/10まんボルト/オーバーヒート/トリック
ひかえめ
努力値:H252 C212 S44
実数値:157-x-127-167-127-112

S:スカーフで最速リザードン抜き

対リザードンとして構築に投入も、先発偵察やフェアリーへの受け出し、鋼対応など活躍の場が多かったのがヒートロトム。

このポケモンはかつてダブルでも似たような配分で使っていたのでかなり手に馴染んだというかシングルでも違和感なく運用できた気がする。

偵察として当て逃げ可能なボルトチェンジ、地面受け出しされても火力で削れるオーバーヒート、サポートを止めるトリックなど技も迷いなくハマった。

とにかく炎/電は攻守に強く、アーマーガアナットレイなどのメンバーに非常に強かった。

こんなに性能高いのになんでダブルであんま見なかったんだ、、、と思ったが水と岩が範囲で飛んでくる世界だからであった。ありがとうタイマンの世界。

ウーラオス(れんげきのかた)

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ふかしのこぶし きあいのタスキ
すいりゅうれんだ/インファイト/アクアジェット/かわらわり
ようき
努力値:A252 S252 D4
実数値:175-182-120-x-81-163

ノーマルへの破壊力と確定急所でいかくが怖くない水技が優秀なウーラオス。

カビゴンなどがそこそこいるということと、悪のウーラオスへの打点として格闘枠が欲しく選定。ついでにウインディやワルビアルなどの威嚇勢にも強く、水打点もなかったので自然な形で構築入りした。

シングルということでみきりを切って壁を割れるかわらわりにしたがここはほかの技でもよかったかもしれない。候補としてはダイロックとしても便利ないわなだれ、ダイジェットになるつばめがえし、水同士でじり貧にならないかみなりパンチあたりか。あとはダイウォールが欲しいケースもあったので普通にみきりでもよかったのかもしれない。

このルールの格闘タイプでは正直ウーラオスコンビの性能が抜けてる気がするので今後もガンガン活躍するんだろうなと感じました。

オーロンゲ

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いたずらごころ ひかりのねんど
ソウルクラッシュ/ちょうはつ/リフレクター/ひかりのかべ
わんぱく
努力値:H252 B252 S4
実数値:202-140-128-x-95-81

壁を張る人。

スカーフヒヒダルマやパッチラゴン入りで先発オノノクスがしにくいときなど選出時に序盤の組み立てが難しそうなときに先発し全力で壁を張った。

また現環境は意外とアローラキュウコンが多く、初手にオーロラベールを張ってくるのでちょうはつを打ち込んだりもした。

多くのケースで物理と対面することや悪ウーラオスへの受け出しもあるのでHB振り切り、これでもA実数140残るのが偉い。

意外とちょうはつが警戒されてなかったのか上記のオーロラベール以外にもちょうのまいおにびなど「こいつ変化技使いそうな顔してんな、、、」みたいな相手にはガンガンちょうはつを入れてガンガン決まっていった。

とはいえ壁を張り終えた後、変に居座るとターンが減って意味がない。機を見極めてしっかり交換していくのが大事だなとシングルの立ち回りの勉強になりました。

ポリゴンZ

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てきおうりょく ヨプのみ
はかいこうせん/10まんボルト/あくのはどう/わるだくみ
ひかえめ
努力値:C252 S252 H4
実数値:161-x-90-205-95-142

最後は特殊技モンスターのポリゴンZ。

悪技を高威力で打てるかつフェアリー弱点じゃないポケモンを探してたどり着いた。結果、ヒートロトムで対処しにくい相手への電気打点や困ったときのわるだくみからダイアタックなど構築の穴を埋める用心棒として大活躍した。

シングルの醍醐味である「有利体面で積む」の典型ポケモンであり1回でも積めればダイアタックで大暴れできる。

火力は申し分ないので持ち物はヨプのみ。当たり前だが格闘を呼ぶ。特に死に出しで出てくるウーラオスは上をとってくるためヨプで耐えて痛打を入れられるのがかなり強かった。

ダブルに比べると技スぺに余裕があるので攻撃3種+わるだくみという組み合わせが取れるのがとても強いなと感じました。

▼選出

ダブルと違って選出例が書きにくいがパッチラゴンが見えたらオノノクス選出を意識、オノノクスが重い相手の引き先を選びつつ迷うときはオーロンゲから。

ドラゴンの通りが悪いとき(フェアリーや鋼が多い)はヒートロトムとウーラオスを軸に選出。

ガラルサニーゴやドヒドイデが見えた場合はロズレイドやポリゴンZを忍ばせて詰まないことを意識。

▼結果

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10年ぶりのシングルでもなんとか600BPの権利を得ることができました、これで来月もミント使えるぞ!!!!

ダブルに慣れるとなかなかシングルをやる機会もなく、シングルそのものへの興味が薄れますが今回やってみて思ったのはシングルはシングルで面白いという点。それに気づかせてくれたミントとカプセルに感謝である。

オノノクスやロズレイドはダブルで使ってこなかったポケモンだが面白い長所があり魅力的なポケモンでした、もしかしたらダブルでもピンポイント採用ありかもなあと今後の構築検討に幅が出たような気も。

さて今月も終わりが近いですが残り1か月の特殊ルールをシングルもダブルも楽しんでいきましょう、ではまた。

※その他ダブルのガラル記事(レンタルチームもほぼほぼあり)はこちらから


対戦記事まとめ https://note.com/toxumeikixin/m/m7e87c4924904

過去にAPPDATEさまで公開させていただいた記事はこちら(http://bit.ly/38cB9RX)から!アローラ!


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