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【ガラルダブル】サルマリ・ミストバースト保険レシーバーコンボ【シリーズ6ルール構築】

▼やったこと

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▼構築経緯

9/1、ついに開幕したシリーズ6ルールでのシーズン10(ちょっとややこしい)。ガラルの王ドラパルトを筆頭に多くのトップメタポケモンたちが出禁を食らうこのルール、正直めっちゃわくわくした。

参考記事:シリーズ6のダブルバトルはこんな感じになるのかな

歴戦の強者がいないということでこれまで結果を出しにくかった派手なコンボが使えるのでは?と思い、ずっと使ってみたかったアレを試すことに。

マリルリのミストバーストで隣のナゲツケサルの保険を起動しつつ退場、それによりナゲツケサルのレシーバーが起動しちからもちA↑↑ナゲツケサルという最強の霊長類が誕生するというコンボ。計算上ようき252ナゲツケサルのA実数はなんと驚異の688インファイトでレベル1コイルが1400体ほど消し飛ぶ威力を有するのだ。

これまでも2回くらい見たこのコンボだがトゲキッスやダイジェットドラパルト、グラスラゴリラなどがいない今ならきっと決めやすいはず…ということで構築スタート。

ナゲツケサルが苦手な飛行に圧倒的に強いパッチラゴン、どの先発とも相性が良い追い風役にファイアロー、ねこだましとサイドチェンジの両立が便利なサポート役にニャオニクス♂、トリル下でのアタッカーとしてダダリンで構築完成。

▼構築一覧&レンタルチームID

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なるべくコンボがばれないようにパッチを先頭にしてサルとマリルリを隔離した配置が涙ぐましい。

チームID 0000-0003-WX39-MR

▼パーティー個別紹介

ナゲツケサル

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レシーバー じゃくてんほけん
インファイト/いわなだれ/アイアンヘッド/はたきおとす
ようき
努力値:A196 D60 S252 
実数値:175-165-110-x-88-145

A:ちからもち保険発動時、壁H252ラプラスをダイナックルで最高乱数1

マリルリの犠牲のもとすべてをなぎ倒す力を手にしたサル。コンボ発動時の破壊力はとんでもなく、ダイマックスしていない敵はほぼ消し飛ばすことが可能でダイマックスポケモンを相手にしても不足はない。とにかくコンボを決めて動ければいいというシンプルさがあまりに強い。

技については一致で環境への通りも良いインファイトは必須、ダイナックルとして撃っても壁の上からラプラスを飛ばせるというバカみたいな威力になる。飛行、フェアリーはどうがんばっても重いのでそれぞれに刺さるいわなだれアイアンヘッド。最後枠はトリル起動時のサマヨールなどをワンパンできるダイアーク用にはたきおとすとした。

性格は少しでも早いほうが良いのでようきで確定、Aはオーバーキル気味なのでDに少し配分した。

後述のスカーフマリルリの奇襲性能の高さによりかなりの頻度でコンボは決まり爽快な勝ちゲームを増産してくれた。最悪マリルリが上からワンパンされてもちからもちは引き継げるのでそれだけでも強いのがすごい。ただコンボが決まらない際、サルーマリルリの並びはあまりに脆い…さっさと降参して切り替えたほうがよかったりする。

やることはシンプルでマリルリと並べて初手ダイマックス、ミストバーストを見届けて暴れる。後発で活躍することはなかなか難しいので基本は先発になる。サポートメンバーをうまく動かすことでトリル下でも十分暴れることが可能なこのナゲツケサル、ぜひこの爽快感を味わってほしいです。

尚、アタッカーが全員物理なので積極的にダイナックルを使うのだがこんな感じになることも。この際Aは実数990インファイトでレベル1コイルが2000体以上吹き飛ぶ威力である。

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マリルリ

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ちからもち こだわりスカーフ
ミストバースト/じゃれつく/アクアブレイク/アクアジェット
ようき
努力値:A252 S252 D4
実数値:175-102-100-x-101-112
S:スカーフ込みで最速100族抜き

ミストバーストによりサルを超絶強化する青い爆弾。基本先発して隣のダイマックスサルを支援する。

そして実はシンプルなアタッカーとしても優秀な存在になる。スカーフマリルリで抜ける相手は多く、おいかぜなどと組み合わせることで奇襲的な痛打を相手に浴びせることが可能。またこの構築における貴重な水アタッカーとしてニャオニクスと連携してセキタンザンなどの対応も担う。

技はほぼ説明不要だがこの速さがあるならダイビングを使っても面白いかなとも感じた。

ナゲツケサルと違って単体でもう動ける点が優秀で別にこの構築でなくともスカーフマリルリ強いのでは、、、という気持ちになる。リオルのコーチングと組み合わせると強そう。

ほぼミストバーストで散っていく存在ですが裏からスイーパーとしても働く素敵なポケモンでした。

ファイアロー

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はやてのつばさ きあいのタスキ
おいかぜ/フレアドライブ/ブレイブバード/ちょうはつ
ようき
努力値:A252 S252 D4
実数値:153-133-91-x-90-195

この構築は上記2体がコンボ枠なのでほかの4体がとても大事だったりする。まずはS操作のファイアローである。

サルコンボを使う際にマリルリが消えたサルの隣に出てきておいかぜを使うのがメインミッション。そのほかも基本的にはおいかぜを吹かすことが最重要となる。エルフーンが使えないこのルールにおいて優先度のあるおいかぜは圧倒的に便利で環境に多いのも当たり前だと感じる。

今回イエッサンがいないのでアイアントの隣のこのゆび役にねこだましが通るのでこの構築でねっぷうを検討する必要が無い、そのためシンプルに物理型にした。最後枠は高いSから使うのが便利なちょうはつ。特にナゲツケサルとパッチラゴンともにウインディが上から鬼火を撒いてくるので積極的に使っていった。

ナゲツケサルの隣に配置することでダイナックルの恩恵を受けることが多く、サポート役としてだけでなく高速アタッカーとしても機能しました。

パッチラゴン

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はりきり とつげきチョッキ
でんげきくちばし/ドラゴンクロー/つばめがえし/10まんばりき
ようき
努力値:A252 S252 H4
実数値:166-152-110-x-90-139

サルが出しにくいときの先発アタッカー、シングルではこのルールで採用率1位らしいパッチラゴンである。

サルがどうしても対処しにくいリザードンやドラゴン勢への相手をすることが多く先発するときはファイアローとセットが基本筋。おいかぜからダイマックスではりきりを活かすルートがシンプルに強い。

サルコンボ先発の裏に控え、ダイマックスをせずおいかぜ下ででんげきくちばしを撃ちつづけるというパターンもあり第2エースとして活躍した。

道具は今回とつげきチョッキを採用。これによりリザードンの晴れサンパワー珠ねっさのだいちダイアースを余裕をもって耐えることができるのがあまりに優秀。

一致技以外ははりきりでも安心、ダイジェットが便利なつばめがえしとダイアースにしてチョッキと組み合わせることでDが固くなり補完性能の高い10まんばりき。

どんな選出にもフィットする用心棒として活躍、今回初めてちゃんと使いましたがわりと好きなポケモンになりました。

ニャオニクス

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いたずらごころ だっしゅつボタン
ねこだまし/サイコキネシス/サイドチェンジ/でんじは
ずぶとい
努力値:H252 B252 S4
実数値:181-x-140-103-101-125

環境に多いピッピなどのこのゆびとまれを1ターン止められるねこだまし、エースを動かせるサイドチェンジを両立できるポケモンを何種か試し今回の構築に比較的フィットしたのがニャオニクス♂。

今回イエッサンの出禁によりねこだましの通りはよく、相手のこのゆび依存の戦略を崩す効果は高い。ピッピを止めて隣に痛打を与えたりアローのはやて破壊ふくろだたきなどの起動阻止など活躍の場は多かった。

もう一つ使いたかったのがサイドチェンジ。特にトリルを強引に通された際などにエースを動かすために有効で積極的に使っていった。このゆびとまれとねこだましの両立は無理だがサイドチェンジは可能、この2種があることで隣を優位に動かすことができた。

技については攻撃技も欲しかったのでサイコキネシス、最後枠は好みによるがこちらも隣を優位に動かすことのできる実質S操作である先制可能なでんじはを選んだ。ねこだまし→サイドチェンジ→でんじはで3回隣を活かすことができるのがありがたい。

持ち物はだっしゅつボタン。ねこだましからアローにつなぐ、ねこを複数回通すなど相性は良かった、使い方によってはオボンなどでもいいかもしれない。

ちなみにニャオニクス♂以外にねこだまし+サイドチェンジができる枠にバリコオル(きせきバリヤード)がいる、自分には使いこなせなかったがラプラスが多いこの環境でバリアフリーが活きるシーンがありそう。どなたかぜひ活躍させてあげてください…

ダダリン

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はがねつかい ルームサービス
パワーウィップ/ポルターガイスト/アンカーショット/サイドチェンジ
ゆうかん
努力値:H236 A252 D20
実数値:175-201-120-x-113-40
S:ルームサービスで実数26、トリル下サマヨールまで抜き

トリルを通されそうな試合に選出、裏に控えてアタッカーとして起用する。

今回のルール、コータスがいない。天敵がいないことではがね・ゴースト・くさが一致となるダダリンはかなり多くのトリルアタッカーに抜群をとれる環境になった。

そしてS実数40というのがなかなか面白い数字。トドン、ブリムオンなどに非トリルでは上をとるこの数字はトリル下では当然遅れをとる。そこでルームサービスである。ルームサービスによりトリル下でも彼らの上をとることができる。またドサイドンなどにも優位が取れる。コータスがいるとここがややこしいのだがいないことで今まで惜しかった部分が解決した感がすごい。

技は一致各種に加えてここでもサイドチェンジ。トリルを決められるかどうか微妙な相手にサルコンボをぶつける場合ダダリンを採用することが多いのだがどのパターンになっても2ターン目でとりあえずサルを動かすことができるのが偉かった。

グラススライダーもありな気がしたがダダリンがダイマックスするシーンがそこまで多くなかったので使用頻度はこの構築では上がらず不採用。

今回のルールで活躍しやすくなったポケモンの1体、保険を持たせたりしても強そうでまだまだ深堀ができそうです。

▼選出例

基本形1

先発:ナゲツケサル マリルリ
裏 :ファイアロー パッチラゴン

THE基本形、ダイマックスしてミストバーストしておいかぜして最後はパッチラゴン。決まればすぐ試合が終わります。

基本形2

先発:パッチラゴン ファイアロー
裏 :マリルリorナゲツケサルorニャオニクス

サルマリが出しにくいときの裏選出。アローでおいかぜからパッチラゴン。パッチラゴンは安易にダイマックスせず動かして裏でダイマックスもあり。

対トリパ

先発:ナゲツケサル マリルリ
裏 :ニャオニクス ダダリン

初手は積極的にコンボをぶちかまし相性上有利ならまずサマヨールなどトリル役をダイアークで飛ばす。バレルなど引き付け役がいる場合はそちらを飛ばしトリルを決めさせて裏からサイドチェンジャーを出して2ターン目でダイマックスしてくる相手のトリルエースを飛ばせれば勝ちが見える。

その他
▼たたきパやセキタンザンパ
ニャオニクス+アタッカー
起動役を止めてアタッカーを丁寧に殴る、さすがにこの相手に突っ張ってもいいことがないので丁寧に。
▼雨
ニャオニクス+マリルリ→パッチラゴン+ファイアロー
パッチラゴンを使いたいところだがマリルリのじゃれつくがグドラに痛打となるのでニャオニクスとセットで出してサイドチェンジやでんじはを絡めながら削っていく。後半にパッチ+アローでパッチダイマックスが理想。

▼戦績など

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5000位くらいから使い始め、順調に伸びてシーズン中の数字ながら200位までスムーズに到達。なかなか良い結果だったと思います。

今回、上位がごっそり抜けたことで様々な構築を目にすることができます。これまで思いついて試してみたけどイマイチ結果につながらなかったコンボなども活躍の余地がありそうだと感じました。11月1日まではこのルールということのようなのでカオスな構築をどんどん試したいなと思います。

今気づいたけどこのシーズン終わって冠の雪原がリリースってことなんですかね?

※その他ガラル記事(レンタルチームもほぼほぼあり)はこちらから

対戦記事まとめ https://note.com/toxumeikixin/m/m7e87c4924904

過去にAPPDATEさまで公開させていただいた記事はこちら(http://bit.ly/38cB9RX)から!アローラ!


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