見出し画像

これは小屋ですよろしくおねがいします ~SCP-040-JP 製作ログ その①~

1年はあっという間に過ぎ去り、またもやSCPオンリーイベントこと「収容違反インシデント」が無事”再収容”(※収容違反の終わりなのでこの表現)となりました。実のところこの記事を書くまでに2回目が突如開催決定し、この記事を書いている時点で3回目の再収容となっております。完全に全員が寝耳に水みたいな反応をしていたアレです。動物園だったら行政指導が入るスパンでいろいろ逃げ出してますね。

さて、前回の展示参加から1年経過いたしまして、また今回も展示ブースをこっそりと展開していたので備忘録代わりのログを作成しています。
もし展示参加を考えられていらっしゃる方の手助けになれば幸いです。

STEP1:ネタは参加申し込みしてから考える

第1回はサークルカット〆切が割と開催直前だったのですが、2回目からはレイアウトや印刷会社への入稿の関係上、〆切は余裕をもって設定されています。つまり2カ月前くらいからネタを決めておかないとサークルカットに乗せる情報が無いまま提出する羽目になるということです。
ですがサークルカットは必ず情報を載せないといけない訳でもありません。
最低限「何かできているはずです」という情報があれば問題ありません。
何か出しておきましょう。
(もちろん、カタログに情報が少ないので、ちゃんと後で発信しておかないと来場者に認知されないデメリットがあります。)


そんなわけで、展示ネタのストックをこねくり回しているうちに開催1カ月前となりました。今回はポピュラーな記事からネタを出すことにしました。

多分、インターネットのどこかで、こんな姿の「ねこのようなもの」を見た方は多いんでないでしょうか。SCP-040-JPです。よろしくおねがいします。

SCPFoundationの日本シーンにおける一番の知名度を持つオブジェクトと言えば名前の挙がるSCP-040-JPこと「ねこですよろしくおねがいします」ですが、あの「ねこ」のようなものがSCP-040-JPと指定されているのではなく、実はSCP-040-JPは「井戸小屋」をの事を指すというのは割とポピュラーなトリビアです。トリビアが何を指しているのか通じていない可能性が頭をよぎりましたが今は脇に置いておきましょう。

第2回収容違反インシデントおいても展示物として飾られていたのですが、まだ井戸小屋は展示されていなかったはずなので、井戸小屋ごと再現してしまおうというわけです。早速やっていきましょう。

STEP2:荷造りを考えつつ構築しましょう

関東開催のイベントであるため、割と頭を悩ませる要素となるのが「荷物をいかにして送るか」という部分になります。さすがに関西から車を7時間走らせて搬入するのは現実的ではありません。なので「宅急便で運べるサイズの物品」を組み合わせて展示構成を考えることとなります。

本来であれば木材で組んだ方が本式の井戸小屋となるわけですが、宅急便で送るには現実的ではありません。幸い、子供向け商品に段ボールハウスというおもちゃがありますので、これを加工していきましょう。Amazonで届くものは大体宅急便で送れるので便利です。

若干リンク先と違うものが出てきていますが、バージョンアップのようです。

サメちゃんを入れてみました。かわいいですね。
今から廃屋ペイントを施します。

DAISOのペンキを使っていましたが、若干量が物足りないので、最終的にコレ使ってました。

これでもかと汚しを入れていくのが楽しいですが、塗りすぎると折り目の部分の色が剥げてくるのがネックです。

組み立てたところです。
水が垂れているような箇所は、木製ニスを垂らしています。

この後窓を塞ぐなどして、なるべく光が入らないように遮光していきます。

つづきます。

この記事内の文章と写真は、クリエイティブコモンズ
 表示-継承3.0ライセンスに従い公開します。
SCP-040-JP「ねこですよろしくおねがいします」(著者:Ikr_4185)
http://ja.scp-wiki.net/scp-040-jp
SCP-____-J 「先延ばs」(著者:Communism will win)
http://www.scp-wiki.net/scp-j

リンク先のライセンスに尽きましては、
リンク先のライセンス条項を
ご確認下さい。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?