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日本の総発電量を賄うには、ゴルフ場や宅地の面積の太陽電池で事足りる規模感ではある

日本では、太陽電池をゴルフ場に敷き詰めたら「kWh」としては、消費エネルギーが事足りる感じではある。

太陽電池の発電能力
 1kW/m2の太陽光エネルギーに対して、20%の日照時間、20%の変換効率とみなして、40W/m2の発電能力と考える。これを一年の発電量に換算すると、40×24×365=350kWh/m2となる。

日本の総発電量
 約1兆kWh

日本の総発電量を賄うのに必要な太陽電池の面積
 ということで、日本の総発電量を太陽電池で賄おうとすると、1兆÷350=29億m2=29万haとなる。ゴルフ場の面積は約27万haだそうなので、ゴルフ場に太陽電池を敷き詰めると、数字の上では日本の発電量をおおむね賄える、ということにはなる。(実際は、さまざまな施設も必要だとは思いますが。。)

規模感を把握したに過ぎない
 もちろん、太陽電池が発電できるのは日中だけなので、これだけで事が済むという訳ではありませんが、この程度の規模感である、ということを分かっておくことに意味があるとは思っています。
 ちなみに、日本の宅地の面積は30万haらしく、似たような規模感です。


団塊Jr。エンジニアを生業としつつ、経済学→経営学→心理学へと関心が移ってきた変な人。ついに退職し、「知識志本主義社会」へ旅立つ。夢(妄想?)は、アダムスミスやドラッガーのように結果として新たな学問領域を打ち立てること。SF:戦略性/学習欲/内省/慎重さ/着想