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e-mailとは

『哲学的な100の質問』のつづき。
なんのこっちゃと言う方は、一番最初のこちらの記事をごらんください。

014.e-mailとは?

emailで思い出すのは、ポストペット隆盛時に、リアルの友達とは別に(email交換できるのはひとりだったため)ネット上でメル友をつくりたくて、どっかの掲示板でメル友募集と載せたら、なんか大人の男の人からいっぱい来てしまったことだ。
たぶん年齢は載せなかったと思うのだが、マンガ好きで、性別が女だというのは書いたと思う。そしたらなんかちょっと下ネタな内容入りのメールが来て、うおお、こええ…と思いながらまったく返信をしなかったりしていたのだが、何ラリーかしていたひとが、やはりなんかちょっと下ネタ入りのメールだったのだけど(それがそのひとの生活にとって普通って感じの下ネタの入り方だった)(今思えば)(なんとなく)、何通目かにちょっとそのひととは周波数が合って、「マンガ好きで『人間交差点』読んでないのは損してるよー」と言われたのをやけに覚えている。まあ、結局私が止めてしまったのだが……。そして『人間交差点』もまだ読んでないのだが…。


今、わたしはemailをあんまりしないほうがいい人間だ…とおもってて、理由は何度も書いているがとにかく止めちゃうのである。返信がすごい遅れたり、そのまま途絶えたりしてしまう。
たぶん結構これは深刻で、このせいでだいぶ信頼をなくし、友達をなくしているとおもう。
そして、これはわたしの人間性的な問題だし、相手の気持ちをかなりなおざりにしてしまっていたときがあったので、なおさなければならないとおもって、今は遅れてもとにかく返すというところまでは来ているのだが、余裕がなくなると一気にできなくなる。関係ないけど部屋もそうじできずに荒れ地になる。
気軽にパパパーンとなんでか返せない。
たぶん、わたしは100%の返事を打ちたいのだと思う。いや、間違ってるかもしれない。自分の力量を越えた120%の返事を返したいと思ってるのかもしれない。それで、今なんかばたばたしてて30%ぐらいしか元気がないから、せめて80%の元気のときに返事をしようと思ってるのだけど、そういう30%のときはもはや負のループに陥っているし、というか基本的にアベレージ40か50%で全然元気じゃない人間なので、どんどん書けなくなっていく。
でも、べつに80%のときに書いてもなんてことのないメールなのである。(わたしの場合)
結論があんまりよくないけど、わたしはいろんな人といっぱいメールし出すと100%キャパシティ越えるので、たまに書くぐらいがちょうどよいとおもっている。
そして、その『たま』にはちゃんと返すこと。
短文でもよし。ありがとうということだけしっかり伝えること。
相手がそういうエネルギーを使って書いてくれたんだってこと、忘れないこと。
受け取ったのは文字じゃないぞ。相手の『気持ち』なんだ。

emailでわりと失敗が多いので、(新卒のとき取引先を怒らせたこともあった…)(電話で話したら和解できた…)(あのときは終わったとおもった…)、結構文字だけって難しいんだよなという印象。
文章のほうが気持ちをうまく書けるというふうに前に書いたけど、書けるだけじゃ人とのやりとりには足りなくて、電話のほうがいいときや、さらに実際会ったほうがいいときはいくつもある。
あと、うまく書かなくたっていいんだとおもう。やりとりのときには。
たぶんどう書いたかより、どう受け取ったかのほうが、大事なときがあるのだ。
その『どう受け取ったか』は伝えないと相手にはわからないことだし。

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emailといえばポストペットでしょ、としか思えないほど、この記憶は強い。
ポストペットたちが住むお部屋があって、それがまた可愛かったんだよな。
たまにポストペットたちもお手紙書いてくれて、それもまたいとしい。
友人Fのポストペットはペンギンだった気がする…。


ちょっと間が空いてしまったけど、何食わぬ顔で再開するところが、こういうのを続けるコツだって、大人のわたしはもう知っているのさ…。

過去の回答もマガジンにまとめてありますので、よければどうぞ。


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