年を取ることについて
From 東京 表参道デスクより
おはようございます。
いつもnoteを読んでいただき
ありがとうございます。
朝から日差しが眩しいですね!
台風が来ているようですが、
表参道は、ギラギラの太陽が照っています。
東京子ども頭痛という「子ども専門」の治療院を
表参道で開院しています。目の前のビルの下に
昔、「プリングル」のバッグのお店がありました。
私は、もうすぐ50歳です。びっくり仰天です。
路上シンガーで歌手目指していた少年が、もう50歳です。
(ちょうどイチロー選手と同い年です。)
年取ったな〜と思います。
でも、今の自分が一番好きです。
それは、積み重ねてきて、納得のいく人生に
なっているからです。いろいろ経たけどね〜〜(笑)
この年齢に対する問題ってすごいあって、
生老病死なんて言いまして、
人間にとって「老いる」ということは、
いつの時代も苦しみの重要テーマでもあります。
皆さんも写真に写った自分を見て、
「あ〜老けたな〜」とか「シワが出てきたな〜」と
思ったことあるでしょう。ショックですね〜
僕の母なんか、テレビ見ると芸能人みて
「あ〜、森進一だいぶ年とったね〜」
なんて歌聞かずに年のことばっかり言っている。
そして、テレビショッピングでは、
美肌商品やアンチエイジングの薬が
飛ぶように売れています。若く見られたいんです!
私も例に漏れずに、年を気にしていました。
最初気にし出したのは、26歳のときです。
ロックバンドを組んでいて、メンバーの集合写真を
撮影した時、ほうれい線を見つけてしまったのです。
「OH!NO!」
と写真を見てショックを受けました。
「俺でも老けるの?」と自問自答しました。
そして、尾崎豊やニルバーナに憧れていた
僕は、早く死ぬことに対する「美」を感じていたので
大したことまだ成し遂げてないのに、「人生は、太く短く」
30才くらいで終わりでいいと思っていました。
しかし、いよいよ30才を迎えると・・・・
30才=おっさんの概念から逃げ始めました。
初めての人と会うと、「あ、29才です」
とウソを言っていました。すいません!
そうですよ。整体院開業した頃です。情けないです。
しかし、36歳をかわぎりに
年齢が急に気にならなくなりました。
それまでは、若作りして若く見せようと
若ぶっていましたが・・・・・急にやめたのです。
その理由は・・・・・・・・
憧れる人が変わったからです。
吉田松陰先生や野口晴哉先生など
見た目じゃない人間のスケール感みたいなものに
感銘を受けて、「年じゃね〜な〜」とマインドシフトしたのです。
年を取るというと、
ダメになっていくイメージがありますが、
年を重ねるというと、
グレードアップしていくイメージがあります。
人間は、年を重ねることで、
「凄み」「深み」「温かみ」を得ます。
じわ〜っと沁みてくる人柄が出来上がってきます。
若い頃のいいとこは、何と言っても
「勢い」でしょう。そして、向こう見ずな行動、
そして、汚れのない「透明感」ですね。
でも、若いままでは、薄っぺらいです。
見た目だけでメッキで貼ったような人間のままです。
ワインやギターのように、
奥から出てくる「深み」が年を重ねた結果です。
いい年を重ねましょう。
自分史上最高をいつも目指して生きましょう!
今のあなたの人相は、どんな深みがあるでしょう!?
自分にウソばっかりついている人は、
人相が眉をひそめたような人になるし、
自分と勝負してきた人の顔は、
柔和な仏さんみたいな人相になってくる。
あ〜〜、人間ってすごいですね!
あの人にしかない、味を出そう。
それは、あなたのこだわり抜いて愛し抜いた人生
だからこそ出る旨味成分です。
では、今日も人間社会で命を磨きましょう!!!!
子供と親友になるのが得意な永遠の少年
日比大介