普通の女の子に可愛い衣装を着せると神様になる時代


昨年「誰でもアイドルになれる時代になった」というnoteを書きました。


今はなりたい自分になれる良い時代で、
昔のように、「ごくひと握り」が脚光を浴びられる時代では無くなった。


今はSNSがあれば誰でもヒーローになれて、
可愛い、会いたい、凄い、とチヤホヤされる。

誰でも脚光を浴びる事ができる。良い時代だ。
夢を叶えることができて、選択肢も増えた。

コンカフェも、地下アイドルも、
可愛い女の子に可愛い衣装を着せた時、
チェキやシャンパン、その女の子の時間に何十万、何百万というお金が動く。

勿論その才能は誰しも持っている訳ではなく、
特別惹かれる何かだったり、
愛嬌、パフォーマンス、人柄
様々な面に人は恋に落ちる。


インフルエンサー、配信者、YouTuber、色々な選択肢が増える中で、誰もが「特別」になれる今、

その分だけ「応援する人」も増えたであろう。
「応援する人」が足りない、とまで言われているほど、
現代にカルチャーが広まった。


私は正直、今フリーランスでソロアイドルをしていて、自分を商品にするにあたり、


「自分が商品である」という自覚を持った人は、

その瞬間からアイドルであって良い、
「特別」であっていい、
「アイドル」を名乗る資格があると考えています。

私の中ではこれがスタートラインだと考えています。

例えばライブのチケットが3000円で、
その3000円を、
ファンがどんな思いで働いて払って、スケジュールを組んで、時間を割いて会いに来てくれるか考えた時

チェキが1枚1000円で、
1000円が通常約1時間のアルバイトで得られるお金だと考えられた時

自分にそれ相応の価値が与えられていて、

それを支払われた時に、
自分がその人に何を提供すべきか考えた時
何が提供できるか、自分が誰であるか考えられた時

それを考えられて、
またそれを自覚できた時

「私はアイドルです」と
言えると考えています。

誰でもなれる時代だからこそ、
どうしたらそれ相応を相手に返せるか考える。

可愛い衣装を着て、
歴史あるステージに立って、
歌って踊って、
撮影されて、チェキを撮って、

誰でも応援ができて、
誰でも「誰かの特別」になれる時代です。

夢だった憧れの人と、憧れの人が立った、歴史あるあのステージに、自分も立てる。
自分 ''でも'' 立てるんです。

だからこそ「自覚」しています。

そんな時代だから、
「自覚」が決意と感謝と敬意に繋がって、
また新しく良い時代を作り上げる事ができるのではないかと考えています。

そういう時代に産み落とされてしまった。

でも、そういう時代に産み落とされてラッキーだった。


だから私は「アイドル」で、

「魔法の黒髪ツインテールのソロアイドル、永音える」を名乗っています。

もっと自覚を深めなければいけない所も、
足りない部分も沢山あるけれど、

まず貴方が推している人が「誰」なのか
ハッキリさせていたい。

だから私は「永音える」で、
「永音える」である自覚を持つように心がける。

貴方の特別であるために、
貴方の今日や明日の「もう少し頑張ろうかな」になる為に、
「生きてみようかな」になる為に、

「永音えるというアイドル」でいます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?