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本当はお父さんが大好きだった

「本当は父親のことが好きだったけど、母親の手前、父親を嫌いになってしまうことがある」という記事を目にした。

父親が母親と不仲だったり、母親が子供を父親の愚痴の吐口にしてたりすると、本当は父親のことが好きだとしても(子供だから母親も父親も好きだよね)母親に気を遣って言えなくなって、そのうち本当に父親が嫌いだと思い込んでしまう、というもの。

わたし、さっきまで
父親のこと大嫌いだと思ってたんだよ。
父親は若くして結婚して未熟だったし、物心ついた時には母親と不仲で、母親をいじめる悪い人だってずっと思ってきた。

幼い時にお尻を何回も強く叩かれたり、怒って外に出された記憶があって、だから極悪人だと思ってたんだ。

それに母親から父親の愚痴を聞かされて育ったから、母親は被害者で可哀想、父親は加害者で凶悪な人間だと思い込んだ。

でもさ、小学校三年生くらいの時の日記が出てきて、そこには父親のことばかり書いてあるんだよね。逆に母親は一度も登場しなかった。
父親と山や川で遊んだことばかり書いてあって、そこには嫌な感じはなかったんだよね。

あれ?わたし父親のこと好きだったのかな?ってその時ちょっと思ったんだけど、なるほどね。

母親を守るために、つまりは自分を守るために(母親に嫌われたら生きていけないから)
父親のことを嫌いだと思い込んだんだね。
母親の愚痴に反旗を翻すことなんてできないもんね。同調するしか道はなかったよね。

その呪縛が四十数年の時を経て
今、解けたというわけ。

こりゃーびっくり!
私にとってものすごいパラダイムシフトだよ!

わたしはお父さんのこと嫌いじゃなかった、
むしろ好きだったんだ〜

世界がひっくり返るわ〜

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