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上古天真論について

これから、「皇帝内径」についてお話をするのですが、これは、皇帝と師である岐伯(きはく)との問答の形で東洋医学をの思想、養生のことを語った書物です。

日本版で言えば、室町幕府の第3代将軍の足利義満と、とんち話で有名な室町時代の僧侶である、一休宗純そうじゅん(1394−1481)です。イメージは「一休さん」のようになりますので、そんな感じを、イメージして読んでもらい、自分ならどう答えるかを考えてもらえるといいと思います。

あらためて、上古天真論について

皇帝が問う!


「私は昔の人は、100歳を超えても若々しく衰えはしないと聞いたが、なぜ今どきの人は、50歳ほどで元気もなく衰えてしまうのだろうか?」

岐伯(きはく)が答える!!


「その時代の人々は、養生のことを良く心得て、四時陰陽(自然の法則/春夏秋冬のこと)に対応しながら暮らしていた。

だから、心身ともに健やかで100年の寿命を全うすることができたでしょう。
ところが、現代人は全く違う生き方をしている。

現代人は
○お酒を水の様に飲む
○身体に過労を積み重ねている
○性欲を本能のままに求める、、、、など

本能のままに快楽を求めていては、生きることの真の楽しみを行う前に、己を、すり減らすからこそ寿命を縮めてしまう

皆さんなら「皇帝」にどう答えますか?または、どんな生活をしていますか?

③ー2に続く


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