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英語学習 - ETSがTOEFLの対策講座をMOOCSで開設している / TOEFL® Test Preparation: The Insider’s Guide E

ETSがTOEFLの対策講座をEdxで開設していますね

TOEFL® Test Preparation: The Insider's Guide - edX
https://www.edx.org/course/toeflr-test-preparation-insiders-guide-etsx-toeflx-4

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なんか若干題名は煽ってる感が否めませんが、TOEFLスコア云々以前に、Speaking/Writingの非常にいいコースがMOOCSに出たということのような気がします。色々見ていたんですけど、これまでSpeaking/Writingで決定版になる様なコースってなかったんですよね。

そして、それがTOEFL対象で運営母体ETSの提供というのが重要です。TOEICのSpeaking/Writingは導入されて随分立ちますけど、一向にプレゼンスがあがる気配がありません。Speaking/WritingはTOEFLとIELTSの2強が続くというのが妥当な気がします。(余談ですが、ぼくはIELTSは非常に良い英語テストだと思っています。とは言え、総合点では現時点のスタンダードはTOEFLですよね)

が、このコースの使い方は単純にTOEFLスコアをあげる以上の使い方が出来そうな気がします。このコースの使い方は、ズバリ「Speaking/Writingを構造化された訓練方法で、体系的に学習する」ということになるかと思います。ぼくはSpeaking/Writingを体系的に学習するのって難しいんだなあと常に思っています。あまりイケてない方法論でなんとかしているというのが実態じゃないでしょうか。
まず、ぼくが一番止めた方が良いと思うのが下記2点で、理由はあまりに投資対効果が悪すぎるからです。

1. Berlitzに行く
2. 中長期の語学の為だけの留学に行く

で、意外とこれもダメだなと思っているのが下記2点です

1.  (英語だけを目的に)海外駐在に行く
2. 英語電話会議をひたすらこなす(だけ)

理由はこれまた投資対効果が悪いからで、3年駐在に行ってきてもこの程度の発音なのかとか、なんだかイケてないファシリテーション/話し方するなと思うことばかりです。「ひたすら体験する」って、聞こえはいいけど、「それでうまくいくこともある」程度の方法論だといつも思います。この「それでうまくいくこともある」の代表例は、ひたすらNetflixを見るとかそういったものですけど、いいかげんな方法論だなあとしか思えないです。

ぼくが最近非常に関心しているアオアシという漫画でも描かれてますけど、やはり基礎理論を理解した上での練習じゃないと効率が悪いし、「そもそも何処にも辿り着けない」ことが多いです。

なので、要は「構造化された問いに応えられる為の、体系化された訓練をする」っていうのがベースで、それに加えて「何らかの発見を出来ないか、試行錯誤する」というのを組み合わせるのが方法論としてベストだと思っている次第です。(まあ、これはぼくが凡人であるというところから発生している面も大きいですけど)。

下記、学習内容です。

Learning Objectives
・Gain a broad understanding of the four sections of the TOEFL test: ・Reading, Listening, Speaking and Writing
・Acquire helpful tips to prepare you for the TOEFL test
・Improve your English language skills
・Learn how the TOEFL test is scored
・Learn how to use your TOEFL test scores for employment, school, visas, scholarships
・Find test prep resources for the TOEFL test
・Learn how to register for the TOEFL test
What you'll learn
・How to improve your English language skills
・How to effectively navigate the four sections of the TOEFL test: Reading, ・Listening, Speaking and Writing
・Helpful tips to prepare you for the TOEFL test
・How the TOEFL test is scored
・How to use your TOEFL test scores for employment, study, visas and scholarships
・Ways to manage your time during the test
・Where to find additional resources available for the TOEFL test
・How to register for the TOEFL test

しかし、TOEFL学習を公式団体経由で「無料で」受けれるってやっぱりMOOCS万歳だなあと思います。英語学習塾とかに行ったらすぐに10万円とか超える費用になるんじゃないでしょうか。ぼくはCrypt同様にMOOCSも先行者利益がとんでもなく大きい領域だと常々思ってます。BTCもいつまでこんなおもちゃ買うくらいの金額だろうと思ってましたけど、3年で状況は変わりました。MOOCSについても「いつまで無料なんだろう(Certification付与はいつまでこんな安いだろう)」と思っています。

ただCryptは持ってるだけでよかったですけど、MOOCSは自分で動かなければ何も始まりません。しかし前者はそれなりにお金がかかるのに対して、MOOCSは無料のことが多々あります(本コースは無料版があります)。

ちょっと内容を見てみて、また紹介しようと思います。

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