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Apex Legends:ランクマッチでキルポイントを稼ぐ方法

バトロワFPS,Apex Legends のランクマッチでポイントを盛るためには避けて通れない,キル(アシスト)ポイントを稼ぐ方法について話す.

レート帯を特に指定はしないが,ゴールド帯までは別にキルポイントや順位を考えなくてもポイントが溜まっていくことが多い.キルや順位を気にするのはプラチナ帯以上ではないだろうか.なのでプラチナ帯をイメージして話をする.

自分はシーズン6 split 1 はダイヤに上がったが,ポイント効率はバチバチに良い訳ではない.ゴールド2からダイヤ4までの500*2+600*4=3400RPを,222試合,一試合平均15RPとかで上がった程度だ.ダイヤ3以上のマスター帯ではまだまだボコボコにされる.ただプラチナ帯でポイントを盛る事はできる程度の人間だ.

キルポイント重要性とリスク

キルポイントは,キルもしくはアシストにつくポイントで,キルとアシストの合計が最大5である.また順位によってキルポイントに倍率がかかる.

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倍率はキルした時の順位ではなく,部隊壊滅(or チャンピオン)の時の順位が適用される.序盤に稼いだキルポも終盤でとったキルポも同じ1ポイントになる.

またキルポイントが入るという事は,戦闘をするということだ.それはつまりこちらがキルポにされる,部隊壊滅のリスクがある.

だから一般的には,残存部隊数の多い状況での戦闘はRPマイナスのリスクが高いし,残存部隊数が減れば,そもそも倍率の高い状況で,順位も約束されやすい.

キルポイントが試合あたりいくつ欲しいか.それは選べるなら5ポイント欲しい.しかし5ポイントは二回以上戦闘し,かつ勝たねばならない.なので目標としては2~3ポイント,一回戦闘をして勝てばいいかな程度にしておこう.そんなに欲をだす必要はない.どうせ終盤まで生き残れば戦闘は発生するのだ.

キルポイントが稼げる戦闘

キルが拾える状況は様々あるが,部隊が壊滅してしまえば元も子もない.部隊壊滅のリスクが小さく,戦闘を仕掛けていいのは
・インキャ狩り
・終盤戦
・序盤
・中盤の最後の漁夫
だろうか.

一般論として,キルが拾える環境はリング収縮と共に消える面積の多い側のリング端だ.収縮と共に安置に向かわざるを得ない部隊が多く溜まり,移動中に接敵したり,それを狙った漁夫がよく来る.

特に中盤の漁夫や終盤戦はリング端で起こることがほとんどだ.キルポが欲しければリング端に行けばいい.

逆にリングを背負ってほとんど移動しなくていい場所や,リング中央は接敵が比較的少ない.ただ,接敵を避けて移動してきた部隊同士が接敵することも稀にある.

・インキャ狩り

これはいうまでもないだろう.

中盤から終盤,部隊に欠けが出て一人になった部隊は物陰に隠れていることが多い.そういうインキャポジを知っていれば,そこをクリアリングして,もしいれば部隊の皆でつつけばキルポになって順位も上がる.いいことづくめだ.

特にシーズン6 split 1 ではブラハが流行っている.中盤終盤にとった建物や近くの物陰にスキャンを通してあぶり出そう.

ただ,インキャ狩りで注意する事は二つ.
・クリアリングは最低二人で同時に同じところをクリアリングする
・インキャを深追いしない

なぜか.それは自分の部隊が各個撃破される危険があるからだ.窮鼠に噛まれる猫になったり,逃げるネズミを追って,他の部隊と接敵するのは危険だ.

・終盤戦

これはキルポが欲しくて戦闘をするというよりは,安置に入るために避けられない戦闘であることが多い.特にラウンド5とかの残存部隊数が6部隊程度になれば,順位ポイントが約束されていることが多く,負けてもそんなに失うRPがない.当然得られれば順位がさらに上がって場所もキルポも取れるといういいことづくめだ.

しかし終盤戦を常勝する事は(僕には)難しい.

終盤戦にはざっくり分けて2パターンある.
・チャンピオンが狙える強ポジをとっている
・チャンピオンは取れない割り切り

強ポジや,強くはないが強ポジにいる部隊がやり合えば漁夫にいけるポジションをとっているならそれはチャンピオンが狙える試合だ.

自分達のいるポジションに敵部隊を近づけさせないように中距離武器で牽制をして,不利なポジション同士に潰し合いをさせるのだ.潰し合いに中距離武器で横槍をいれ,キルポになればラッキー程度で行こう.終盤とはいえキルポの元はまだまだいるはずだ.

また強ポジにいる部隊がポジションを捨てて不利ポジに漁夫りに行っているならすかさず強ポジを横取りしよう.敵がレヴULTやポータルで詰めていればそこで待てばイージーキルが拾える.

また,ここを取れば勝てるという強ポジにあえて仕掛けるのも手だ.中距離武器で大きく削ったり,運よくダウンが取れたりしたら即詰めするべきだ.部隊にレヴがいるなら影で特攻してチャンスを作ってみても良い(こういうリスクの少ないちょっかいをかけられるのがレヴの強みだ).ポジションを取れればキルも強ポジも手に入って順位も約束されやすい.負けても6位とかならマイナスも痛くない.


強ポジを取れずに,家の軒下や,小さな岩陰にいるとき,これからのリング収縮で強ポジに打ち下ろされると想像できるなら,その試合は割り切るしかない.

割り切って殺されるのはいいとして,その前に一矢報いる何かをしたい.できればキルポが欲しい.なので同じような境遇の奴を探す.不利ポジ同士,収縮時に場所を取り合い,強ポジから殺される前に誰かを殺すのだ.

割り切りや苦しいリング際に強いレジェンドがいる.それはジブラルタルとコースティックだ.

ジブラルタルはドームとULTで強ポジからの射線や動線を切ることができる.ドームなら12秒,ULTなら5秒の間に不利ポジ同士の決着をつけるのだ.もしポジションが取れればそのまま次の収縮にトライできるし,ドームが切れて強ポジに打ち下ろされても,割り切りの戦闘が終わればまぁ諦めがつく.

コースティックもリング際に強い.味方の視界も塞がれるが,ULTやガス管でモクの代わりをしつつ,同じくリングに入りにきた敵部隊に有利に立ち回れるからだ.

安置への移動が遅くなりがちな部隊なら,ジブやコースティックを積むのを推奨する.ジブの有無は本当に終盤リング際の生存率を左右するし,コースティックは強ポジを取れればそれはそれで強い.

・序盤

終盤戦,順位が上がってからの戦闘はそもそもリスクが少ない.順位ポイントが約束されているからだ.では序盤(ラウンド1収縮前の10部隊以上残存)と中盤(15~7部隊残存)ならどちらの方がリスクが少ないのだろうか.

それは序盤である.

序盤の戦闘はもちろん全滅時に順位ポイントが0で,がっつりマイナスをもらうリスクがある.しかしそれ以上に漁夫が(比較的)少ないというメリットがあるのだ.

なぜか,それは部隊の密度が低いからだ.漁り途中や終わったぐらいの,ラウンド1収縮前はマップの全てが安置の中だ.したがって部隊の密度が低い.戦闘を起こしても漁夫に来れる位置に部隊が少ない.比較的時間をかけて戦闘したり,戦闘後漁る時間が比較的確保できる.


降下時に,隣街に2部隊以上降りていたり,広い場所に一部隊だけ降りていた場合に序盤の戦闘を考えていい.

隣街に2部隊以上降りていれば,初動の戦闘が起こったり,敗走組が流れてくることがある.初動のファイトは決着(か敗走)が早めにつくことが多い.中距離戦を挟まず,インファイトが始まるからだ.それに備えて速攻で漁りを切り上げ銃声の方向に寄ろう.これは本当に速さが重要だ.アーマーを着て,両手に武器を持ったら向かおう.

まだやりあっているうちは静観して,決着がついた瞬間に漁夫に入ろう.事前にフォーカスする相手を決めておくのも良い.決着がつくまえに手を出すと,漁夫に来たことを知られ戦闘がそのまま流れることが多い.

初動戦闘が隣街でおこるというラッキーは中々ないのでチャンスは必ずものにしよう.


また,アイテム湧きの密度が低い,広い街に敵が降りていた場合は各個撃破のチャンスがある.火力の隣のツリーや,フック内,製錬の隣のエピなど漁りが早く終わる場所に降りて,固まって隣街に挨拶に行こう.

漁りで孤立した奴がいれば三人で囲んでキルポにできる.そのまま人数差で押し切ってもいいし,物資だけ抜いて移動してもいい.


最後に序盤の戦闘で注意することは三つ.
・序盤とはラウンド1リング収縮前の話
・時間がかかるなら和解する
・降下時に周りに降りた部隊をしっかり数える

次の節でも触れるが,リング収縮が始まると部隊の移動が活発になり,かつ密度が上がる.漁夫のリスクが低い序盤は,本当に序盤しかない.

隣街の漁夫や挨拶に向かって,敵と撃ち合ったはいいが,速攻で1ノック取れない場合は時間がかかる.そうなると"序盤"が終わってしまったり,漁りで散会した敵部隊が集まって有利が崩されかねない.ちょっかいを出してすぐ終わらないなら,もう引いた方がいい.全滅するには順位が低すぎる.

また,序盤だからといって,フラグメントや仕分けなど多数の街が周りにあって漁夫がきやすい立地や,そうでなくても周りに敵部隊が多いなと感じたときはリング収縮の移動時に接敵しないよう,早めの移動を心がけたい.

・中盤の最後の漁夫

これはキルポにはなるが,中々難しい.なぜなら"最後"の漁夫でなければならない.中盤,10前半〜7部隊残存の状況は安置の大きさに対して部隊の密度が高く,漁夫の漁夫の漁夫などザラだからだ.

ではどうやって"最後"の漁夫の利を狙うか.それには部隊の配置のイメージを持たねばならない.これがとても難しい.

ただ,リスクを軽減する方法はいくつかある.
・索敵をきちんとする
・漁夫に入ったらさらに漁夫がくると思って戦う

索敵をきちんとするというのは,漁夫に入るために戦闘が起こっている場所だけでなく,漁夫に入る前に他の方向も確認しておくのだ.どこかに部隊がいればその漁夫は見送った方がいい.自分はこれを忘れて漁夫の漁夫によくやられる.

また,漁夫に入っても漁夫がくると思って戦う必要がある.ダウンするかもしれないダメージレースは避けた方がいいし,漁夫られたらどこに引くか事前に決めておくのだ.


中盤の戦闘は避けるべき状況が多い.ラウンド1,2のリング収縮際は戦闘が起こりやすく,かつ漁夫が来やすい.そういう危険地帯は戦闘が起こる前に通っておいて,強ポジをとって終盤にキルポを稼ぐことを考えた方がいい.

避けるべき戦闘

次のような戦闘は避けた方がいい.早めに引くのもいいが,そもそも起こらないような立ち回りを心がけたい.

・初動被り
・中盤移動中の正面戦闘

よくマスタープレデター帯の動画配信者やストリーマは,初動被ることや,中盤3on3を躊躇わないことが多い.しかしそれは本当の"捕食者"だからできることだ.プラチナ帯でポイントを盛れるかどうか必死に考えているような我々はそんなことはすべきではない.

初動被らないような降下方法,中盤戦闘が起こる所のイメージの仕方は

に詳しく書いてある.読んでなければ是非.

一回の戦闘で勝率とキルポイントをあげるには

序盤の戦闘や中盤の漁夫をうまく成功させ,キルポをうまく稼ぐにはどうすればいいか.それは味方とフォーカスすることだ.1on1をそれぞれがやるより,2on1,3on1をやった方がどう考えても勝率が高い.また,フォーカスが合えばアシストが入ることになり,キルにならなくてもアシストが入って美味しい.

フォーカスとはいうのは簡単だが,実際どうすればいいのか.自分も完璧にはできていないがその話を少ししよう.基本的には敵だけでなく,味方がどこで何をしているか知ることが重要だ.

・VCでコールする
・味方とスイッチを意識する
・1on1になってしまったら粘る

VCのコールはわかりやすいだろう.誰かが"〇〇割った"や単純に"〇〇"と言えばそいつを優先的に狙えばいい.逆に今戦っている敵をコールして味方にフォーカスを合わしてもらうのも有効だ.VCがなくても敵が入った遮蔽に敵ピンを立てるだけでも結構違う.

味方とのスイッチもそんなに難しくない.自分が回復中などに,味方が誰と戦っているか確認して,回復が終わったらそいつを狙えばいい.味方が回復する時間を稼いだり,そのまま落とせる.

不幸にも1on1になってしまったら撃ち勝つよりも"粘る"ことを意識するといいかもしれない.時間はかかるが,味方がフォーカスを合わしたり,スイッチやカバーしてくれる状況が作れる.また,漁夫が来た時もっとも困るのは,味方にダウンがいる時だ.ダウンしないためにも,撃ち勝つより,粘ることを意識したい.

まとめ

キルポイントを稼ぐには
・インキャを探す
・終盤戦:強ポジならポジション維持で横槍を入れる
・終盤戦:弱ポジなら割り切って弱い所同士早期決着を図る
・序盤:隣街の漁夫か各個撃破
・中盤の漁夫に最後に入る

避けるべき戦闘は
・初動被り
・中盤の敵部隊密度が高い所での戦闘

一回の戦闘の勝率とポイント効率をあげるには
・アシストはフォーカスを意識して稼ぐ

最後に,一番重要なことを一つ.それは負けたら反省して,次に生かすことだ.戦況が読めていなかったのか,戦況は読めていたが選んだ行動が悪かったのか,戦況も読めていて選んだ行動も悪くなかったが,純粋に撃ち負けたのか.それが解れば次は違うかもしれない.

---追記---

twitchで配信を始めた.ほとんど毎日,夕方~夜配信している.

自分のプレイを見返す為だが,来てくれれば記事の話や,ほか色々話ができると思う.気が向いたら顔を出してもらえれば幸いだ.

どうぞよろしく.

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