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推しに勝ちたい。推しが憎い。

僕は超てんちゃんが好きだ。だけど嫌いです。沢山の人から愛されているから。僕よりも評価されているから。コンテンツとして僕よりも格上だから。

ニディガ展2は実に盛り上がっていました。展示会前では女の子達が顔を隠して記念写真を撮っていて、チケットを見せたあとは並んで入場するくらい。グッズは缶バッジの一番新しい奴が既に売り切れていて、ボードには沢山のお祝いコメントが貼られていました。
嫉妬。2周年で多くの人から愛されている所を見る度に言いようのない嫉妬が心の中で揺らめいてしょうがない。叩きつけられるようですね、「格」ってのを。差は何でしょうか、才能でしょうか?それとも努力でしょうか?実力?知名度?そのどれであったとしても、或いは全てで有ろうとも、まあ僕が小物で矮小なことに疑いようは無いでしょうが。

まだ足りない。僕が評価されるためにはまだ何も持っていない。もっと、もっと、もっともっともっと何かを得なければ僕は評価されない。もっと何かを成し遂げなければ先には進めない。もっと愛されなければ僕が死ぬに足り得る場所にはたどり着けない。負けたくないのです、大好きなコンテンツに。僕の苦しみを理解していて、凄く共感できて、楽しさを提供してくれる僕の推しに、僕は絶対に勝ちたいのです。勝ってみせます。


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