見出し画像

僕はFFをやらなくなった。

今回はややネガティブな記事になります。現行のFFを批判するという意図では無く、あくまで一個人の好みのズレの話であることをご了承下さい。

僕のゲームに置ける原点はファイナルファンタジーです。それはもう、毎日毎日飽きもせずに遊び続けている記憶が僕の物心ついた記憶の最初にあるくらいです。RPGというジャンルは僕の中でかなり特別な思い入れがあるのですが、それはひとえにFFの存在があるからということに他なりません。それほどまでに、僕はFFが大好きでした。

そう、好きだったが正しい言い回しになってしまうのです。正直、最近のFFにはあまり興味が湧かなくなりました。そもそも、最初に自分の中でケチがついたのはFF13。このゲームで本当に凄くガッカリしたのです。システムもストーリーも、僕にはとにかく過去作の劣化に思えて仕方がなかった。確かに宣伝されていたグラフィックは綺麗でしたけど、それは僕の中でゲームをやるモチベーションにはなりませんでした。それでも、このときの僕はまだFFそのものに対する信頼は崩れていなかったのです。
そもそもPS3を買うのがだいぶ後になってからだったので、13の前に零式をやっていたのが大きかったのです。あのゲームは本当に「FF」を感じました。アクションRPGというジャンル変更とスピンオフ、それらはFFがFFたる部分を欠かす要素にはなり得なかったのです。

だから、FF15にもかなり期待していたのですが、正直それも僕の中では決定打となり得ませんでした。これは決して悪いゲームでは無かったと思います。少なくともオープンワールドをワールドマップ的に扱うことは悪いことでは無かったと思いますし、やっていて退屈には感じない出来でした。だけど…そもそもゲームの方針が僕には合わなかったのです。大作的な詰め込まれたボリュームも、美麗なグラフィックも、感動を覚えるような事は有りませんでした。寧ろ、僕の最終的な評価は「面白いけど、普通に面白いだけで僕がやりたいゲームではなかった」でした。この頃から僕は俗に言うAAAタイトルを避けるようになっていきました。タイトルの大きさでは無くて、広大な世界やら世界観だとか、美麗なグラフィックだとか、そういったウリは僕を動かす要因では無くなって行ったのです。

だから、今のFFは僕が求めているゲームでは有りませんし、FFも僕のユーザーとは異なる層が求めるコンテンツなのでしょう。もはや、FF16にも7リメイクにも僕は何一つ食指は動かなくなってしまいました。
あの頃は〜という常套句が思わず口から出てしまうような、そんな失望をFFには感じてしまうのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?