見出し画像

東京ダービー2024(予想)【◎>○決着!】

久しぶりの地方競馬予想です。


1)参考レースラップ


今年からダート路線が変更で、東京ダービーに中央馬が参戦してきます。
なのでこれまで7月におこなれていたジャパンダートダービーのレースラップを参考に、どういう特性が求められるのか調べていきます。

まずジャパンダートダービーの前5Fと後3Fに変化があるので、紹介しておきます。

年々前半が速くなり、上がりが遅くなっています。
ちょうど、2016年あたりから変化しています。
大井は砂の入れ替えなどもあったらしいので、細かな数値は気にしても仕方がないのですが、少なくとも全体的な傾向で前半が速く、後半上がりのかかるレースになっています。

なので16年以降のJDDのレースラップを見てみると、以下のとおりです。

基本的には後半は割と平坦な感じです。
※年によってばらつきはあります。

その結果、好走馬の3角の位置取りが以下のとおりで概ね3角6番手以内が目安になります。
2023年 1着5番手 2着6番手 3着1番手
2021年 1着1番手 2着3番手 3着4番手
2019年 1着6番手 2着4番手 3着13番手
2018年 1着9番手 2着5番手 3着6番手
2017年 1着6番手 2着5番手 3着9番手

後方一気はよほど強い馬で無いと厳しい感じです。

2)羽田盃のレースラップ


以下は今年と昨年の羽田盃およびJDDのレースラップ比較です。

まず。今年の羽田盃は後半失速しています。
なので持続力戦に強い馬が上位に来ていると思いますが、それだと瞬発力が足りない可能性が出てきます。

人気が予想されるアンモシエラは、京浜盃も上がりの遅いレースで、大井2000mへの適性に疑問があります。
それと単純にこれだけ失速して、レースレベル的にどうなんだろうという疑問もあります。


3)ユニコーンSのレースラップ

今年京都D1900mで行われたユニコーンSを古馬2勝Cと3勝Cで比較してみました。

3勝Cには届かないものの、2勝Cの平均は上回っていると思います。
最後に加速しているのは、先行馬が失速して差し馬が届いたからですね。

4)京都D1900mのコースの特徴


京都D1900mは初角まで距離が単純に1800mよりも100m伸びます。
なのでテンが速くなりやすいです。

結果、後3Fが1800よりも遅くなります。
以下はクラス別の1800m1900mの脚質別成績ですが、明かに1900mは差し馬有利になります。


5)予想のポイント


これまでの分析をまとめると以下の様になります。

■羽田盃
 失速型のレースラップ
 ⇒大井2000mとはリンクしにくい
 ⇒レベル的にも疑問

■ユニコーンS
 前半が速くなり、差し馬有利の傾向
 ⇒1着のラムジェットは12-12-7-4上がり1位1着
  多少展開に恵まれた感がある?
 前半が速いのは東京ダービーとリンクしそう

若干の不安点は今年のユニコーンSは先行馬が苦しい展開だった可能性がある
 

■東京ダービー
 JDDを参考にするなら、3角6番手以内が望ましい
 後半は平坦ラップなので瞬発力が必要
 (全馬バテていないない中で抜け出す脚が必要)

6)東京ダービー予想


【予想】
◎ ラムジェット
○ サトノエピック

本命はラムジェットです。
ヒヤシンスSのレースラップは以下のとおりです。

0.5秒差の楽勝でしたが、前半ペースが速く上がりの遅いレースでした。
これで足を溜めている点を評価します。


対抗はサトノエピックに期待します。
ユニコーンSでも本命馬にして単複を買って複勝を的中させました。

ラムジェットよりも前でレースをするでしょうし、3角6番手以内も期待できます。またユニコーンSが昇級初戦だったことも考慮したいです。
但し、気になる点を一つ発見しました。

キタサンブラック産駒のダート戦戦績ですが

寒い時期に良績が集中しています。
ガイアフォースとウィルソンテソーロがダートG1でも2着に好走してますが2月のフェブラリーSと12月のチャンピオンズカップです。
3歳ダート戦も同様です。

ここが若干不安でしたので本命にできませんでした。

もし私の予想が役に立ったと思われた方がいらっしゃいましたら よろしければサポートをお願いします。