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性別

昨日「ミッドナイトスワン」という映画を見た。
内容は割愛する。

すごい雑に言えば、トランスジェンダーを題材とした話だった。


私は当事者ではないからその苦しみも苦悩も想像するほかないのだが、振り返れば、LGBTQとか性的少数者とか多様性なんて言葉がない学生時代、あの人はそうだったのかなあなんて思い当たる人は何人かいる。

そういった人はどうしても好奇の目で見られていたように思うし、自分も直接的な事はせずともきっと心の中でそうしてしまっていたように思う。

最近は少しは理解が深まっていっている世の中なのだろうか。
罪悪感からの勝手な願いを承知の上で、彼らにとって少しでも生きやすい環境になっていればいいなと思う。


LGBT法案については様々な議論がある。

私は政治に強い思想がないので賛成!とも反対!とも言い難い。それが通ることによってどんなメリット・デメリットが生まれるのかも理解をしていないのが正直なところだ。



性別に限らず、病気だったり、少数者や弱者を守るのはもちろん必要だ。


しかし、それが過度になることは世の中を壊してしまうような気がする。
たまに少数者や弱者の声が大きすぎると感じる時がある。

話が文頭からそれてしまうけれど、なんでもかんでも、ハラスメントだの多様性だの個性だのに片づけられるこの世を私は少し憂いている。


普通にしていることがなんだか少し馬鹿らしく感じてしまうのは、私が一般的に多数者であり強者だからであろうか。
そう見えるだけであって、いろんな思いを抱えながら生きてるのに。



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