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洋服

私は洋服が好きだ。
バッグも靴も好き。いわゆる「オシャレ」することが好きなんだと思う。
洋服は気持ちを変えてくれる。沈んだ気持ちを持ち上げてくれる私の魔法。

学生時代の私は就活の時に、OEMやODMを主体とするアパレル商社の面接ばかり受けていた。服飾の専門学校ではなかったため、営業としての採用だけどそれが当時の自分のやりたいことだった。

アパレル商社での面接にあたって、話す内容を有利にするために、まず洋服屋でアルバイトを始めた。



そして卒業論文。当時はやっていた「ファストファッション」というテーマにした。本を何冊も読み、市場調査をし、考察した。当時はリーマンショック後で景気が悪くハイブランドは敬遠され、ファストファッションが大流行していた。

私の出した卒論の結論は、OEM/ODMに頼り切った各ファストファッションブランドはそのブランドの独自性を欠くことにより衰退し、景気が悪く敬遠されているハイブランドは今は低迷しているが、今後は必ず売り上げを伸ばす。
そこにあるのは「付加価値」の違いであるということ。そのブランドではないと買えないという特別感。ファストファッションにはそれがない。

就職してから、forever21が日本から撤退したとき、私の卒論なかなかあたってるじゃん★って思ったのを覚えてる。最近また参入してきたけどね。どうなるんだろう。
そして卒論にて衰退すると結論をだしたファストファッションの商社に就職したかった自分も謎だと思った。やりたいことも大事だけど、お金も大事。



アパレルは好きだけど、仕事にしなくてよかった。
やりたいことをやるよりもそこそこ楽な仕事で人並みより少し少ない金額を稼いで、お金をためてすきなものを変える今が好き。

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