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週刊 金相場展望 2022年12月5日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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先週のNY金相場(期近)は続伸、前週比55.6㌦高の1,809.6㌦で引け、4カ月ぶりに1,800㌦台に乗せてきた。特に30日はパウエルFRB議長がワシントン市内で講演。「これまで実施した急激な金融引き締めの効果がまだ経済に浸透していない中、早ければ12月の次回会合での利上げ幅の縮小が妥当」との見解を表明した。これを受けて米長期金利が低下し、ドル売りが優勢となった。10年債金利は3.5%割れと9月の水準まで低下、ドル指数はほぼ半年ぶりの安値をつけ、105を割り込んできた。

ただ翌日発表された雇用統計は景気減速を示す内容ではなく、非農業部門就業者数は26万3,000人増(市場予想20万人増)、平均時給は前年同月比5.1%上昇(前月比0.6%増と、予想の2倍)と、伸びはいずれも市場予想を大きく上回った。


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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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