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週刊 金相場展望 2023年1月5日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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年末の金相場期近は1,826.2㌦で引けた。年ベースでは1月3日の始値が1,830.1㌦で最終的には3.9㌦安で終わったことになる。高値は3月8日の2,078.8㌦と2020年8月に付けた当時の史上最高値2,078㌦を僅かに更新した。本稿では今年の高値が現行8年サイクルの天井と認定した。したがって長期サイクルでは8年サイクルがボトムを付けるまで、金は下降を続けると結論付けている。安値は9月28日につけた1,613であり、年足とすれば上下ヒゲの長い十字線で終わったと言えよう。

現行8年サイクルを振り返ると、2015年12月3日の安値1045.4が起点である。この安値は前8年サイクル(08年10月24日の安値681.0)から7年2カ月カ月目に付け,やや短縮された。

現行8年サイクルは2023年1月が7年1カ月目になる。8年サイクルのオーブ(許容範囲)は±16カ月となるが、実際は1976年8月の100㌦以来、8年6カ月(102M)-8年1カ月(97M)-7年9カ月(93M)-7年8カ月(92M)-7年2カ月(86M)となっており、平均は94カ月。そのオーブが±8カ月であり、86~102カ月となる。



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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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