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週刊 金相場展望 2022年8月8日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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先週末発表された米雇用統計はNFPが市場予想(25万人)を大幅に上回る52万8,000人増と強い伸びを示し、失業率は3.5%に低下。時間当たり平均賃金も前年同月比5.2%上昇した。


これを受け、市場は米経済のリセッション懸念が払拭され、FRBの積極的な利上げが続くとの見通しを強めた。同時に9月も0.75%の利上げが実施されるのが既定路線となった。


先週のNY金相場は前週比17.6㌦高の1,780㌦で引けたが、週の高値は一時1,800㌦台にタッチ(期近1,801㌦)するまで上昇した。ただ雇用統計発表後は金利上昇懸念が足かせとなり、一時は高値から30㌦以上の下落となった。

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【鏑木高明 プロフィール】

関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。

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