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MMA Cycles Report Sep.15 2022        メリマンサイクルズレポート

1. 回顧と展望
私事ながら、前回のレポート発行後は非常に忙しく、尚且つ実りの多い期間であった。

8月24~29日にコロラド州デンバーでISAR(国際占星術研究会)の会議が行われ、そこでMMAのワークショップを行った(そのうちの数名はこの当レポートの購読者だった)。また9月9~11日には、2年間のMMTA(Merriman Market Timing Academy)プログラムの3回目の卒業式を行った。この2つのイベントのどちらも個人レベルでは非常に実りの多いものであった。このプログラムに参加、または貢献していただいた皆様、特にMMTAディレクターのジャンニ・ディ・ポーチェが司会と指導を担当したが、MMAの編集者のプヤン・ゾルファガルニア、MMTA卒業生のエレオノール・シャレズ、アリ・アトラス、リタ・ペレアが素晴らしいプレゼンテーションを行った事に感謝したい。また、7つの研究課題を全て完了し、7つのテストと最終試験に合格し、その結果MMTA修了証書の資格を得た14名の修了生を祝福したい。

さて、トレーダや投資家として、私たちは9月21~28日±2週間という、恐らく年内でジオコスミック的に最も重要な時間帯に戻る事になる。我々は今その渦中にあって、11月中旬までその宇宙的な影響が続く。そしてこの時間帯には、実質的に4回目にして最後の土星・天王星ウェイニングスクエア(270度)が含まれている。なお、今回のスクエアは2021年に都合3回形成された時のように正確な270度ではない。ただ運行中の木星が牡羊座にあって、水瓶座に入居中の土星と牡牛座に入居中の天王星の中間に位置する格好になり、9月21日(木星/土星)と28日(日本時間では29日:木星/天王星)にそれぞれセミスクエア(45度)の関係になる事から、上記の通り“年内でジオコスミック的に最も重要な時間帯”と我々は考えている。土星/天王星ペアは破壊的で何らかの問題発生を示唆するのだが、2021年に3回出現した両惑星間のウェイニングスクエア出現時は米国(及び各国)の株価指数の幾つかで史上最高値形成場面と相関性があった。木星は、誇張及び拡大の原理を支配する。従ってこの時期に相場が大暴騰して上方向に“誇張”する可能性がある反面、逆にパニックになって売り浴びせられ下方向に“拡大”する可能性も否定出来ない。しかし今現在の相場は前者、即ち巨大な反騰局面が進行中であるように見える。これは、前回のレポートで指摘した中期相場サイクルのイメージに最も合致しており、今月も更に議論を発展させて行きたい。

また金相場に関しては、都合3回形成される木星・土星セミスクエアの1回目が出現した7月21日に記録した安値が、仮に新16カ月サイクルの起点だった場合、今月は金を含めた貴金属相場の大上昇を示唆している可能性が。そして先述の通り、2回目のセミスクエアは9月21日に出現する。

続きはPDFファイルをご覧下さい。

*メリマン氏の執筆時は、現地時間9月12日(海外マーケット)、
9月13日(日経、ドル/円)です。


* 次回のMMAサイクルズレポートは10月14日の発行予定です(遅延の場合はお知らせ致します)

--------------------------------------------------------------------------------------*MMAサイクルズレポートは、メリマン氏独自の視点から分析し、情報提供を目的に作成されており、売買の推奨を行うものではありません。

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