春がくれば夏もくる。

土曜日
金曜の夜から大雨。深夜に携帯の避難連絡通知に何度も起こされる。朝は台風一過のように晴れたけど、湿度が凄まじく、ああ夏になってきたなと感じる。しかし気圧が安定しないことには、こちらも気分がなかなかすぐれず、ひとの体はめんどいなと。
夕飯に唐揚げを作る。なぜこんな蒸す日に揚げ物をしているのかわからない。しかし作って食べたいのは私なので、素直に唐揚げを仕込んで食べた。なかなか上出来だった。食べることである程度満たされる。ひとの体はおもろいな。不思議ばかりだ。

日曜日
湿度が急上昇。体感だけど。おかげで一日中動けなくて、家でドラマを見て過ごす。『イチケイのカラス』見終わった。ドラマらしいドラマでした。

火曜日
災害の渦中にいる人にカメラやマイクを向ける無神経さに、自分のなにかを削られる感覚。

木曜日
連日10000歩前後歩いている。身体がもつのか気になるところ。
路面電車の脇の細い道をおじいさんとすれ違う。傘がぶつからないようにお互いが斜めにして。数分後、おじいさんが杖をついたおばあさんと相合い傘で戻ってきた。おじいさんが駅まで迎えに行ってたんだね。そんな微笑ましい風景を見られただけで、雨の日の憂鬱も吹っ飛びます。
よく歩くからよく眠れる。

月曜日
久しぶりに街に出たら鉾が立っていたよ。京都の夏の風物詩も、昨年から大きくかわった。ここから毎日夕立があって、梅雨があけて夏が始まる。