【じっちゃま】中国に投資ができないとなり、インド株が買われている理由【広瀬隆雄】

中国恒大集団のデフォルト懸念等の問題で、中国は投資対象として魅力的では無くなっている。
中国への投資が減ったことにより代わりにインドが買われている理由を広瀬隆雄氏が解説する。

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以下、動画内容の書き起こしです。

中国恒大集団(のデフォルト問題)によって、
インド株が良くなるのか?

はい!結局今、中国、もう中国株に投資できない、
という風に感じてる

アメリカの機関投資家がいるわけですけども

そういう風にそういう感じ方をする

その一つの理由はね

例えば中国株ADRがアメリカから
上場廃止になっても、一切構わないとかさ

そういう態度に対して

投資家が「じゃあ一体株主の権利は
どうなるんですか?」と

「誰が保証してくれるんですか?」と。

そういうそのプライベートプロパティ

つまり私有財産、個人の財産。

あるいは会社が仕事として預かってる

その財産ですね。

その財産の保全、法的な保護

財産を守るということね。

その法的な枠組み

フレームワークが

中国という国はどうやらしっかりしてない、と。

だから政府の気分ひとつで

ネット企業とか

そういうのも簡単に虐めることができるし

廃業に追い込むこともできる。

「そういうのってよくないよね」というムードに

アメリカの機関投資家は

今なってる言うことですね。

そうすると新興国をずーっと見回したときに、

そういうプライベートプロパティに対する
プロテクションという観点からすれば

例えば、ロシア株とかはどうだろうねって感じで

僕はちょっと不安に思う所ありますよね。

その点、インド株は

プライベートプロパティのプロテクション
ということに関しては

かなりがっちりした憲法になってます。

だからそのそういった切り口でもって

インド株を見直す動きはあるんじゃないかな。

だから2003年ぐらいかな、BRICs、
つまり、ブラジル、ロシア、インド、チャイナ

その4カ国が、これからは買いだということを
ゴールドマンが言い始めて、

BRICsブームというのが来たんだけれども

その時は4カ国あったわけだけども

今、中国が投資しにくくなったということになると

残りの投資対象のうち、ブラジルは中国経済と
ものすごく密接に

鉄鉱石とかを通じて繋がってるんで良くないよね。

ロシアも資源国なんで

中国と資源を通じて繋がってるんで良くないよね。

そういう風に消去法でいくと

一番中国リスクがない国は

どこになるかと言うと

それはインドになんですよね。

そういう理由で、今インド株が買われてる

ということじゃないですかね。

これがインドのETFのチャートだけどね。

まあ、いいチャートしてますよね。

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