8/2週注目銘柄SAVA EXPI MARA
8/2の週に大きく上昇したウォッチリスト上位３銘柄について深堀をしてみたいと思います。SAVAは+38.66%、EXPIは+36.66%、MARAは+23.96%の上昇です。会社の概要と上昇した理由などを追っていこうと思います。
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先週の米国サマリ―
こちらが先週の米国サマリ―とウォッチリスト上昇TOP10銘柄です。
比較チャートを見たら分かりますが、SAVA、EXPI、MARAが異常に伸びてます。それぞれの過去１年のチャートを確認します。
チャート確認
SAVA（キャッサバ・サイエンシズ）
アルツハイマー病治療薬PTI-125やアルツハイマー病診断薬PTI-125Dx等、臨床病期における中枢神経系障害に関する医療に用いる新薬を開発する。時価総額は3.8Bドル（4200億円）。ホームページは以下の通りです。
鎮痛剤の会社。アメリカの人々をオピオイド（オピオイド問題とは）から救おうとしている。成功したら株価が倍になるけど、成功しなかったら価値はない。All or Nothing株。7/29の下落はアノビスバイオ（ANVS）のアルツハイマー薬の薬効がいまいちと言うことでが株価が半分に。それによるつられ下がり。バイオ銘柄はこのようなつられ下がりが往々に起きる。（ジム・クレイマー談）
株価推移は以下の通りです。7/29, 7/30で大きな下落がおき、それに反発しているようにも見えます。
また、キャッサバは8/3に2021 Q2の決算発表をしております。EPS予想 -0.128に対して、実績-0.13の為決算ミス。
キャッサバは8/4にアルツハイマーに対するポジティブニュースを出しております。
今週の上昇は7/29,30に起きたつられ下がりからの復帰と8/4のアルツハイマーポジティブニュースによる上昇と考えられます。
EXPI（eXpワールド・ホールディングス）
米国及びカナダにおいてクラウドベースのインターネットによる住居系不動産仲介業を無店舗運営する。所属ディーラー・ブローカーは殆どが独立請負人。住宅購入・売却希望者向けにリアルタイムで物件情報を提供し、ディーラー・ブローカーにもサポートサービスを提供。時価総額は7.1B（7700億円）ホームページは以下の通り
EXPIは2008年に設立、米国、カナダ、英国、オーストラリアの居住者、購入者に対して、クラウドベースの不動産仲介サービスを提供しています。現地に社員を配置せずに、不動産仲介業を成長させることができており、かつエージェントに手厚いインフラを提供してます。ファイル共有、Webデザイン、顧客管理プラットフォームや、トレーニング、教育など技術サポートも行っております。
また、教育バーチャルリアリティーソフトウェア「VirBELA」を提供し、学生や労働者に仮想空間体験を提供しております。
株価推移は以下の通りです。8/4の決算発表後に大きな伸びを見せております。
決算は８月４日、売り上げ予想728.82Mに対して999.89M（前年同期比+183%）、EPS 予想0.09に対して0.24（前年同期比+300%）の超絶決算を受けて+36%の株価上昇でした。
今週の上昇は、事業の大幅な伸びに反応している結果になります。
MARA（マラソン・デジタル・ホールディングス）
ビットコインなどの仮想通貨のマイニングを行うために、マイニング機器の購入し、カナダにデータセンターを設置する。また、特許資産も保有するが、現在は特許権の行使は行っていない。時価総額は3.4Bドル（3700億円）。ホームページは以下の通り。
８月３日にプレスリリースを出しております。７月のビットコインの生産量は前月比+66%とアナウンスがありました。
ただし、このアナウンスによって大きな株価の上昇はなかったようです。
決算は８月９日（来週月曜日）の予定です。
ご存じのようにMARAはビットコインと連動しております。以下がビットコインとMARAの７月からの動向になります。
これらの状況からMARAはビットコインの上昇に伴う株価の上昇になります。
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