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SBI証券からマネックス証券への移行手続きまとめ

こんにちわ!トミィ(@toushi_tommy)です。最近、SBI証券のトラブルで約定が遅れることが続き、損害を被った上に、SBI証券側には責任が無いと言うことで一喝された為、マネックス証券へ移動することにいたしました。マネックスへの米株移管も考えましたが、手続きにかかる時間も考慮し、一旦売却し、ドルを円転、さらにマネックスでドル転を行ったため、効率の良い資金移動方法を以下にまとめます。

記事はすべて無料で見ることができます。投げ銭いただければ喜びますので、ジュース一杯おごっていただける方をお待ちしてます。
追記:1/30 ドルのままでの送金に関して、2/1 SBI銀行の送金、2/2 実際に移行手続きをしてみた

※SBI証券も取引が少ない銘柄はそのままにしておりますし、投資信託などは購入のタイミングを考える必要も無いのでそのまま残しております。また今の所、毎日購入が自動で出来るのはSBI証券だけの為重宝しております。

SBI証券での売却からの資金移動

SBI証券で株を売却した直後にすぐに手元にドルが来るわけではありません。売却後、口座管理から買付余力をご確認ください。通常売却後、2営業日後にならないと、受け取ることができません。以下のように1/29(金)に約定したお金は2営業日後の2/3(火)に受け取ることができます。

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ただしドルの銀行口座への資金移動は前日に設定ができるので、設定行います。SBI証券の入出金振替から外貨出金を選びます。下記のようにSBI銀行への出金指示を行います。

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無事、出金が行われましたら、SBI銀行でドルを円に転換行います。SBI銀行でのドル・円スプレッドは4銭と格安の為、100万円交換した場合、約400円程度です。私は、以下のように、SBIの外貨預金アプリを使って行いました。

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無事、銀行口座に円が入金されたら、次はマネックス証券への円送金とドル転になります。後述しますが、ここまでの手続きをマネックスのドル約定時間にできるだけ近くすることで、為替差益を少なくすることが可能です。マネックス証券での手続きは14:30が期限、15:00が約定時間になります。余裕を持った時間でSBI銀行でのドル転を行ってください。

マネックス証券で外国株を取引きする為の手順

以下の流れでマネックスの取引開始ができます

✅ マネックス証券への円入金
✅ 外国株取引口座への円の振り替え
✅ 円貨決済の手続き
✅ ドル決済の為のドル転

1.マネックス証券への円入金

マネックス証券アプリから左下のメニュー、商品・サービスの中の「入出金」を選び、即時入金指示(インターネットで入金)を選びます。

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金融機関を選んで即時入金を行うことで、入金手数料が無料で即時入金を行うことができます。

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2/1追記 住信SBIネット銀行からの送金に関して、スマート承認が複雑でしたので、下記に書きます

こちらの手続きでは、ログインの承認、出金の承認の2段階になりますので、ご注意ください。

出金銀行を「住信SBIネット銀行」を選びます。即時入金指示入力にて入金額を入力し、次へをクリック。即時入金指示確認にて確認して次へ。即時入金指示受付にて次へ。

住信SBIネット銀行のログイン画面が出ますので、「住信SBIネット銀行」を選んでユーザーネーム、パスワードを入力し、次へ。そのままログイン承認、承認番号が出ますので、ログイン承認から、承認します。

即時決済サービス確認を行い、スマート承認NEOをクリック。こちらで即時決済サービスを承認し、入金完了します。

2.外国株取引口座への円の振り替え

入金が終わったら、入金したお金を外国株口座へ移動します。トップページの再度メニューから、商品・サービスの「米国株中国株」を選びます。振替(日本円)がありますので、以下の証券総合取引→外国株取引口座を選んで次へを押します。金額の指定を行い、振替を行います。

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これで、まずは外国株口座へ円が振替されました。

3.円貨決済の手続き

取引を円貨決済で行うか、ドルで決済行うかを考えないといけません。円貨決済の場合は翌日の約定レートになりますが、ドルで決済する場合は既にドル転している為、ドル転した時のレートになります。円貨決済を行う場合は、以下の手順が必要です。メニューから商品・サービスの「米国株中国株」を選び、「管理サイト(為替振替・口座管理)」を選びます。

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ブラウザが立ち上がり、「米国株円貨決済利用状況」が見えます。こちらで米国株取引口座への自動連携をオンにさせるのですが、この設定を行うことで毎日円貨決済が可能です。ただし、この設定は当日の17時までに設定しなければなりません。間に合わなかった場合は手動で行います。当日連携済みの円貨金額の(連携)を押すことで移動させてください。21時以降にこの移動は可能になります。

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4.ドル決済の為のドル転

SBIからのドル移動の場合は、できるだけ為替差益を発生させたくないと思います。その際はSBIからドル→円に交換後、出来るだけ同じレートで円→ドルに交換し、ドル資金として確保しておきたい所です。先ほどのメニューの右上に振り替えのメニュがあります。(米国株中国株から管理サイトに移動した画面)為替振替から円・米ドルボタンを押します。こちらで振替金額を入れることでドル転が可能です。気を付けるのは14:30までの入力で15:00に約定される点です。為替差益を少なくするためには、14:30の時間前にできるだけ早い処理をすべて行うと良いと思います。

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ドル転して外貨決済を行うか円貨決済を行うかはそれぞれメリットとデメリットがありますので十分考えて決めてください。ただし今回はSBIからの移行の為、ドル転した方が、現在の為替レートを考えずに機械的に行えます。以下円貨決済のメリット・デメリットを示します。

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注意点

現在、マネックス証券でのドル転、円貨決済での為替手数料は無料(2021/1/30時点)になっております。是非、このタイミングでマネックス口座への移行をお勧めします。

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また、口座にドルと円がある場合は、ドルでの購入が優先されます。足りない分は円貨決済されるため、差分が円で引かれることになります。ただし、売りの場合はすべてドル口座へ入金されるため、都度為替手数料はかかりません。

その他

マネックス証券は時間外取引が可能です。現在、標準時間の為、米国株式取引が23:30と辛い時間帯です。これが22:00から取引ができると非常に助かります。朝も10時まで取引ができる為、引け間際に慌てて買ったりすることが必要なくなりました。

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ただし、プレやアフターは取引が少ないため、取引が少ない銘柄に対しては約定しない可能性もありますので、お気を付けください。時間外取引は期間で+がついているもの(Day+、GTC+など)をお選び下さい。皆様のマネックスライフが快適になることを期待いたします。こちらにマネックス証券のメリットが描かれたページのリンクを貼っておきます。

マネックス証券の4つの機能・サービス

またマネックス証券の社長 清明さんが非常に気さくな方で取扱銘柄の追加希望やマネックスアプリへの要望などを細かに聞いていただけます。要望が有りましたら、ツイッター(@YSeimei)宛にリクエスト出して見るのも良いですね。

(追記)ドルのままでの送金に関して

ちなみに、ドルでの送金も銀行によっては可能です。私も前に新生銀行からGoレミットを使ってドルのままSBI銀行に送金しました。その場合は、海外送金になり、海外の中継銀行を経由します。通常送金手数料は2000円程度かかりますが、新生銀行の場合はランクに応じて月一度まで無料、またSBI銀行では500万円以上の受け取りが無料だったためやってみました。

結果・・・・結構大変でした。まず、銀行口座登録に1か月、金額の枠を広げるのに1週間、送金する為に、送金理由の説明など、大変でした。そういう意味では、円転、ドル転が一番楽です。他にも良い方法がありましたら教えてください。

実際にSBIから移管した際にかかった時間と手数料

今回、実際に行った記録を公開します。SBIで米国株を売ったのが1/28(木)、外貨出金、円転したのが2/2(火)ですので、2営業日かかったことになります。マネックス証券のドル転の受付時間が14:30の為、なるべく為替の変動を抑えるために、13:41に行いました。下記の通り、17,000ドルが約定レート104.92円1,783,640円になりました。

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これをマネックス証券に入金、マネックス証券ですぐにドル転指示をしたのが13:48、表示上の参考為替レートは105.12円になっておりました。(ここではたぶん、ドル転手数料無料は反映されてないのではないかと思います。)この価格での概算ドルは16,967.65ドルですので、この価格だと32.35ドルの手数料を払うことになります。

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実際に約定時間は15:00ですので、実際のレートを確認した所、13:41(104.96円)、14:30(105.03円)、15:00(104.98円)と差が出てしまっておりますが、実際にマネックス証券での約定レートはこのようになりました。

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16,982.19ドル(105.03円)という事で元の17,000ドルから17.81ドルの手数料がかかったか事になります。1万ドル当たりで考えると約10ドルですね。と言うことは受け渡しは15:00ですが、約定レートは14:30と言うことが分かりました。もっとギリギリにやればさらに安く出来ましたがそこはリスクを考慮して次回もこのぐらいの時間に行います。

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