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(雑記)日経平均最高値更新&米国株の現況に思うこと

1989年12月末の壁をついに越えました。

日本の株式市場はここ5年で大きく上昇し、ついにバブル崩壊後の壁を越えることができました。

良いニュースの時にはこういった話も出てきます。投資業界においてはアウトロー(オワコン)化したと思われる2人は当然のようにネガティブな話を挙げてきます。

若干脱線しますが、これは

↑で述べている「極端な予想をあげる人達」の典型例です。良いニュースの時のネガティブな予想は知的に見えるので、悪い材料を引っ張り出して浮かれてはいけないと「警鐘を鳴らすポーズ」を取ることで注目を集めることができるという仕掛け(広告や宣伝の類)です。

セゾン投信を追い出された中野氏、アクティブファンドとして最近注目が集まらない澤上氏にとって1番困るのは投資家から無視されることなので、無視されないように尖った意見を今後的中するまで言い続けることになると思います。

話を日経平均最高値更新の話に戻すと、最高値を更新した決定的要因がないことが様々な意見があがる要因であり、今後のポイントかなと思います。

・新NISA制度の開始による投資額の増加
・米国株の好調
・インフレ、円安による円の価値低下(相対的に株式が上昇する)
・各企業の業績が比較的好調
・東証の施策(PBR1倍割れ対策など)
が考えられますが、決定的に後押しする間違いないと言えるものがない(逆に言えば的外れのものもない)状況ではありそうすると安心して資産を日本株に投資して良いとも、バブルだからサッサと撤退した方が良いとも言えないということになります。

となると良い企業に素直に投資してフラットにしておけば良いということなんだと思います。恐らく今後バブルだ、天井だという警戒方向に関する様々な予測・意見が飛び交うことになると思いますが日本株に関してはトレンドに乗っかっているものがなく、金融緩和はすでに行き着くところまで行っているので政策的な材料もないので、業績や企業の取り組みをウオッチして良い投資先があったら普通に買って成長の恩恵を受ける方が賢明と思われます。

米国市場はAIブームで盛り上がっています。
AI関連銘柄、半導体関連銘柄中心と言われていますが小売銘柄などAIや半導体以外のセクターでも最高値を更新している銘柄が出ているのでそもそも経済が強いという後押しがあると見て間違いはないと思います。

ドットコムバブル末期のように実態のない企業がのし上がってきたり、実績があると思っていた企業がとんでもないインチキを仕掛けていたのであればともかく、元々強い企業が新しい材料として仕掛けている現時点ではこちらも斜に構えて弱気になるのではなく良い企業に普通に投資すれば良いと思っています。

AIブームに関しても
・NFT
・メタバース
・DAO
・Web3.0
など
コロナ禍で様々なNEXTトレンドが上がりましたが、その中の勝者としてAIが一般レベルに浸透したことによるものだと仮定した場合、スマートフォン・リモートワークのようにブームから日常化するため「常に何らかの需要がある状態」に化けることになり壊滅的なバブル崩壊にはならないと捉えて良いのかなと思います。

株式は不安と期待が相半ばしている時は案外持続するものなので、ネガティブな情報は遮断して企業の業績と取り組みに注目した方が良いと思います。

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