読書の日々「かゆみをなくすための正しい知識」
こんばんは、藤里です。
暖かくなったことで、肌トラブル急増の季節ですね。気が付いたら皮膚トラブルでボリボリかきむしってしまったりしていませんか?(-_-;)
ちょうど1か月ほど前「マツコの知らない世界」という番組に順天堂大学名誉教授の高森先生という方が出演して、かゆみのメカニズムについて説明していました。
こちらの本は、その高森先生がセンター長をつとめる『かゆみ研究センター』から出ている1冊です。御年82歳には見えない若々しさと、つかみどころのなさが何とも素敵なセンター長さんでつい気になって本を手にとってしまいました。
小さい頃からかゆみと深いお付き合いをしてきた藤里にとって、「かゆみとは我慢するもの」「耐え忍ぶもの」という認識がとても強くてかゆみのない生活がすでに想像すらできないレベル。
最近になって、アレルギーを持つ人の人口が増え、理解を示してくれるお医者さんも増えたように感じますが、「かゆみ専門の研究施設」てなんだか珍しいですよね?
それもそのはず、かゆみを専門に扱う施設は世界に7つしかない上に、順天堂かゆみ研究センターさんはアジアで初めて設立された研究施設だそうです。
患者さんのために日夜研究を続けて下さる研究員の皆様のおかげで、藤里も何とか普通の生活が出来ています。
有難すぎて涙でるね、これは。
本の内容としては、センターの紹介が結構な分量を占め(笑)、そのあとに世間では意外と知られていないかゆみのメカニズム、病気の種類、かゆみ対策など、TVで放送された内容+αでかゆみについて掘り下げています。
ただ、本の内容はおおむねTVで発言しつくされていたから、もしまだ見る事が出来るのならTVを見れば十分な気がする(;^ω^)
本の中ではQ&Aの一環として、一応薬に頼らないかゆみ対策なんかも載っています。いますが……
まぁ、割とかゆみと戦ってきた人からすれば、どこかで聞いたことがあるアドバイスばかりではあります(笑)
でも⑤の日光浴については面白い見解がありました。
なんでもかゆみを感じる神経線維は伸び縮みするそうなんです。
通常、皮膚の奥にあるはずの、かゆみを感じる神経が表皮近くまで伸びていることでかゆみを感じやすくなるわけだけれど、日光を浴びることでその神経線維が後退しかゆみが軽減するという。
割と偉大な発見らしいので、そこだけは簡単に始められそうな新しい習慣として1日1回は日に当たる生活をしたいと思いなおしたところで読了です。
今回の画像はさくらもち市長様からお借りしました。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
また来週お会い出来たら嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?