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[作ってみた]添乗用・アナフィラキシー記録、アクションカード

最終更新 2023年4月22日

ツアーナースの救急バッグシリーズ
救命グッズ系の、補足となります。


アクションカードを作った理由

医療従事者1人の院外で、命に関わる状況に対応する。
となったら、役割分担を明記したカードを持参しておいた方が、ゼロよりはスムーズでしょ?という、ツアー業の当たり前をようやく形にし始めたという次第。

アナフィラキシーに限らず、数々のツアーナース業で、フォーマット化という土台を作っておきたい場面は多々。
ただ、作りすぎても余計に混乱してしまいますが、最低限緊急事態に際しては準備しておかねばなと。第一弾がアナフィラキシー対応となりました。

作成にあたり、当初は後述する様々な資料を参考に自分でフローを組み立ててみました。ツアー業の経験を活かして、実務に沿った役割分担など考えたのですが…

結局のことろ
変にオリジナリティを出すよりも、メジャーなフォーマットを軸に組み立てた方が、汎用性もあり責任云々でトラブルが少ないかと思い直しまして。
都公式資料でトレーニングを積んでいる団体さんも多いと思うし。

メジャーなフォーマット
都内の学校に同行するのが主なことと、団体で準備している資料のほぼ100%がこちらという理由から、東京都公式の食物アレルギー対応マニュアルのフロート役割分担をベースにしました。

上記サイトより。

カード作成するにあたり、参考にしたのは2つ。
①養護教諭さんのレポート。

②学校保健会

とてもシンプル

こちらのアクションカードをそのまま使うことも考えましたが、もう少し役割分担がわかりやすい仕様が良いかな?と、Canvaでイラストを組み合わせてアレンジ。
記録用紙も、こんなんじゃ足りないですわ。

わざわざ、看護師が持参せずとも団体で訓練していないの?

訓練を積んで、有事に備えて旅行に臨む。
そういった団体もあるのかもしれませんが、11年間のツアーナース人生では出会ったことがありません。逆に、看護師がいるから安心とされちゃっている事が多いかもですね。
いやいや、無理無理。

もちろん、団体でアクションカードやフローを準備したりと、指示があった場合はわざわざ自作のものを使いません。団に従います。

★というのが2022年4月末にUPしたやつ

いやー1年ぶりにちゃんと見返したらひどいね。

これと連動させると言って、全然なってないし。
実用的じゃないので、長期ツアーが始まる5月2週目末までに直します。

ただし、後述の経過記録表は
これはかなり使いやすいんじゃないかと思うので、そのまま残します。

というわけで、続きは別記事へ。