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ポケモン懐古厨によるときめもGS4初見一周目プレイ記(白羽大地END)

※ご注意※

※白羽大地ENDまでの一周目の自分用メモです。ネタバレがたくさんあります。
立ち絵のスクショがあります。スチルのスクショはありません。
※※作品と直接関係のない、ポケモン懐古厨による脱線と自分語りが大量にあります。


遊ぶまでの経緯

某実況者の実況でときめもGS(初代)を見て、氷室先生ルートがめちゃくちゃ良かったので、
ああ~このコンテンツを無料で楽しんでるのもどかしいな~~
なんかしらの対価を払う手段がほしいんだけどさすがにちょっと初代はいろんな意味で時代を感じるから自分で買ってプレイするのもな~~~
と思っていたところに同じチャンネルでGS4の実況も始まって、なんか立ち絵のヌルッヌルした動きに怯みつつも「これなら自分でも遊べそうな気がする」と、
思い切ってGWの半額セールに滑り込んで自分で買ってしまいました。
 
一応実況ではばたき市のことやゲームシステムについてはなんとなく知っていたけど、
ときめもというジャンルを私がうまく遊べるものなのか…?という不安はわりとあって。 

これまで自分が遊んできた恋愛もの?アドベンチャーゲーム?作品といったら、
乙女ゲーム?女性向け?でいうと某ドS吸血シリーズ、某男装アイドルもの、某スターデューバレーといったなんかちょっと王道ではないものばかりで、あとはエロゲ数点とシュタゲを少々といったところだったので
はたして普通の高校生活モノ、ド日常なノンファンタジー世界で楽しく過ごせるのか?という不安がまずひとつ。
 
それとこれは恋愛ものに限らずなんですが、ストーリーのあるゲームで複数の分岐があると
「どれが正史でどれがifなんだったっけ・・・?」ってわけがわからなくなる、のが大変に苦手なので、
いろんなキャラクターと同時に交流しセーブロードを駆使するのは無理だな、と思っていて。

まあセーブは1本で貫き通しゃええやろ、と大量のセーブスロットをガン無視でいきましたよ。

感想 

思ったよりもプレイ感がポケモン本編だった。

わたしはポケモン懐古厨でかつほかのゲームをあんまりやりこんでないから
「ゲームあるある」をポケモン固有のものと見分けられていない自覚は一応あるんですが、
それにしても「ここポケモンでやったところだ!」がしょっちゅうあった。
 
パラメータをこまめに上げてフラグをたてて…って戦略的に動くの、ズボラな自分にできるだろうか…と思っていたけどなかなかどうして、ゲームではわたしマメだったわ。
初代からダイパとかまでずっとてもちポケモン6匹に均等に経験値振って同じレベルでキープし続けてたわ。
今は自動で学習装置がやってくれる作業だけども。
 
占いでパラ上がりやすい項目をチェックして勉強や運動をこなし、相手に刺さるファッションや言動を選ぶ作業もね、
ポケモン本編で種族値や性格補正に基づいた努力値振りをし、効果の高いどうぐをもたせ、的確な技を覚えさせる、なんか手慣れた感覚の作業だった。スキンシップなんかまんまポケパルレだもんな。うまくなでなでするとなつき度が上がる。

てんねんもち相手に物理で攻めたいとき…?


平凡な一市民であるはずの主人公が謎に多彩な登場人物たちにモテてモテて褒められ才能を見出されすべてのイベントで何もかもを任され主役になるというカリスマ無双体験も、各地方での冒険でずっと身に覚えがありすぎて
逆に「そっか…ポケモンって恋愛アドベンチャーゲームだったんだ…」って再認識することができた(???)
 
ただまあフラグの立て方がわかってなさすぎて、一年生の三学期時点で、本多・柊・七ツ森の3名が登場してすらいなかったのでさすがにそこはポケモンでやってなかったとこでしたね。
バランスよく各パラメータを向上させていたんだけど、「流行」と「芸術」をあまりにもやってなさすぎたようで、二年生でぱらりと雑誌を読むと七ツ森氏が登場し、戯れにお絵描きをするととたんに夜ノ介氏に出くわしました。
なんか数値上がってたからいっか、と思ってコマンドを全然やってなかったんだなあ。
本多くんはなんか出現条件いつ満たせたのかよくわかんなかった。一年生が終わるくらいで急に出てきた。
 

幕間 照れと正気のはざま

(だめだなキャラクターをくん付けするのがなんとなくしっくりこなくて基本○○氏呼びしちゃうな。
慣れてなくて照れもあるし。一旦ぜんぶ氏って書いといてあとで置換かけるか
んでもなんか本多くんだけはほんだくんがしっくりくるんだよな。)
 ※結局もうそのまま公開しています。

大地氏との出会い

肝心の攻略本編ですが、
まずはまあ攻略情報とかも見ないで成り行きのままに思うように遊んでみましょうねと、誰狙いとも決めず適当にプレイし始めたんですよね。
メインの風真氏、担任の先生、とまあ確実に会える2人に出会い、そのあとは運動してるところを颯砂氏に見つかったんだったかな。
遊ぶ金欲しさに早速バイトを探したら、まだガソスタしかバイト募集してなくて、まあどこでもいいかとスタリオン石油に応募したんだけど、
そこでなんか見たことないキャラが登場したので、「うわっこんなキャラいたの??」とびっくりして。
 

四六時中心臓をささげ続けている


遊ぶにあたって事前に公式サイトとかもあんまり見てなかったから、白羽大地氏のことマジで全然知らなかったんですよね。へぇー他校の生徒枠キャラとかいたんだ!って。
バイト先で出会ったマリィに対して、やったー名門高校のかわいい女子だ!とはしゃいで大喜びして、ストレートにガンガン好意を向けてくる屈託のなさ、明るい人柄と絶妙な喋りにね、だめでしたね、かわいくて。
それはもう簡単に落ちました。完全に出会いで不意を打たれたのもデカかった。

進め方をチラ見する

えっでも他校のキャラとどうやって仲良くなるんだ・・・?電話もこっちからかけられないんだけど・・・??と、さすがにちょっとキャラ名で検索はしました。
検索結果上位の数件をチラーーッとは見ました。
「奴は攻略難易度が高い、ほかのキャラとも交流を深めておく必要がある、電話はこちらからはかけられない、なんか攻略失敗すると途中で失踪する
…という情報を得て震え上がったのを覚えています。
ということは他キャラともまんべんなく絡んでおく必要があるんだな、よっしゃやれるだけは頑張ろうね、もし攻略失敗してほろ苦い青春になっても最後まで一緒に駆け抜けような、とマリィの手を強く握ったよ。

京都出身という”良さ” 

いや大地氏ほんとさあ、関西のことばなんだけど、大阪じゃなくて京都なのがすごい良いよね。
「せやで!」じゃなくて「せやね」みたいな。
ちょっとこう、はんなりやわらかなんだよね。耳心地が良くて好き。
 
そんで京都人なのにめちゃくちゃストレートに感情伝えてくるじゃん??(京都人に対する熱すぎる偏見
ストレート直球をときどき照れながらガンガンぶつけられたらひとたまりもないよ、むり 落ちる

どさくさ芸の妙

たまにどさくさ芸がキラリと光るのがまたずっるいんだよな。
口調を標準語にしてみた!どう?の流れでひそかにマリィのことさらっと初名前呼びするやん。お前バレてないとでも思ったか??畜生バレてねえんだよな!!くそっマリィのニブチン!!
 
ナンパ師撃退時にもまだ告白してないくせに勢いよく「オレの彼女や」いうとるやんけ。

オイ~と思わず反射でこづいたら勢いを無くしてるの可愛すぎるのでは??

しかしそのときのナンパ師が普通に不審者すぎて、ちょっとそのときマリィは当惑していてちゃんと聞いてなかったんだよな。マリィお前あれはもったいなかったぞ。

他キャラとの交流

大地氏攻略にあたっての「他キャラとほどほどに交流を深める」という条件は双子からもお泊り会でほのめかされており、
一方で上記のとおり一年生の時点で3名ほど出会えてもいないままのキャラがいたので一年目はマジでヒヤヒヤしていました。
大地氏、はば学男子キャラ全員に張り合うのかと思ったらそういうわけでもなかったのだけど、「目立つ男子」って言ったって全員ある意味目立ってるし、どのキャラと絡めばフラグが立ってるのかよくわからない状態で三年生の秋まで行ったのでほんと大丈夫かこれ・・・とずっと心臓に悪かった。
(検索結果で失踪の二文字だけ知ってたけどどのタイミングとかまでちゃんと見てなかった)(いやでも受験までいけばそれはもう大丈夫だろとさすがに安心した)
実際夜ノ介氏とか一紀氏とかはあんまり認知してなかったのか必須フラグではなかったからか関連イベントなかったなあ。
nanaと同じカッコしてみるくだりはあったけどこれは正体知らずにやってるやつだし別枠かな。先生はさすがに比較対象外だったっぽい。
 
そもそも他校生なので学校パートでは物理的に会えないので、そうなると校内イベントとかは必然的に他のキャラたちとまんべんなく交流することになるわけで、いろんなキャラの魅力が同時に楽しめてお得感はあったな。
そう思うと初見プレイで大地氏一途ルートは案外アリだったのかもしれない。
どうやら告白END一択らしいしね。個人的にはシナリオ一本道ルート派なのでその点は非常に助かる。真とか逆転?とかバリエーションが多くても目移りしたり悔いが残ったりで大変だし。

無事エンディングへ

初見でほぼ攻略見ずに駆け抜けたのですが、無事告白ENDまでゴールインできてめちゃくちゃうれしかったです。
大地氏もうさあ卒業式前からすでに彼女だの本番でちゃんというだのポロッポロこぼしまくってたじゃんかわいいね?
 
受験勉強はがっつりしていたけど芸術はノーマークだったので、あとから攻略必須要件だったらしいと知ってあっぶねと思ったりしました。たまにお絵描きもしておいてよかった。

攻略中の思い出

大地氏に電話をこちらからはかけることができないのに、一年目の元旦に急に初詣誘われたのはびびりましたね。
なんで電話こちらから折り返しができないんだよ非通知設定解除しろよ
二年目も大地氏と一緒に初詣行ったんだけど(晴れ着もしっかり見せたよ)、三年目は大晦日にがっつり会ったからか初詣には誘われなくて、
風間氏の初詣の誘いをゴメンと断って、ほかのだれかと行こうかな・・・?の選択肢にも大地氏は出てこないんかーい!ズコー
なんだよなんでこっちからかけられないんだよう。涙をのんで七ツ森氏に付き合ってもらったよ。 

独特の饅頭理論で励ましてくれる七ツ森氏

大地氏デートも定期的にあっちから誘ってくれるけど、場所もこっちでは選べないから、いやまあどこ行くのも楽しいんだけれども、
結局うちのマリィは三年間一度も大地氏に水着や浴衣を見せることなく過ごしてしまったよ。悩殺する準備はしていたのによう。
 
大地氏との交流で一番ぐっときたのは修学旅行かなあ。
他校だからもう全然一緒に行くとか無いから、体育祭や文化祭みたいに会えないまま終わるんだろな~と思ってたら、夜に電話かけてくれたの、不意打ちですごいうれしかったもん。
ここでやっと京都出身だって明言された気もするし。
なんかどさくさで実家に連れていきたいとか言ってるのもね、マリィがニブチンなのをいいことにダダもれにしてからに。かわいいね。
 
エンディングまでの流れもよかったな。
勉強もスポーツもなんでもそつなくできてしまうから、こんなものだ、これでいいんだって思っていたけど、初めて本気で好きになった人と並んで立ちたい、胸を張れる自分でありたいと思って、初めてはっきりと目標をたてて、全力をかけて努力した3年間…等身大の成長の尊さがあった。
高校生活モノでときどき見かける、勉強をおろそかにしたり、「勉強なんかより今しかできないもっと他に大事なものがある!」的な描写が個人的にとても苦手だったりするので(いや勉強だって脳が若くて体力あるうちにできるだけやっておいたほうがいいに決まってるだろ派)
しっかり勉強を頑張っているだけでもう好感度が爆上がりだし、他校だからマリィと全然校内イベントいっしょにできないのもハンデとせず一緒に下校しに来てくれたり、「同じ大学行こう、せっかくだから難関一緒に目指そう」と前だけを見ているのもね、うれしかったですね。
告白場所を自分のホーム(灯台)に移すのもセオリー無視で面白くて、GS2と3は全然知らないんだけど多分これシリーズ既プレイ勢的には熱いんだろな~と思ったりしていました。

一周目を終えてふりかえり

攻略見ずにやったわりには頑張ったけどまあいろいろ拾えていないよね

一周目が終わった時点で大地氏の個別スチルは4枚くらい開いてないんだけど、初見リロード無での一周目としては悔いのないものだったと思うよほんと。
…いやでもやっぱり水着と浴衣は見せたかったよ。あと体調管理きちんとしすぎて看病イベントとか起こさず過ごしちゃったよ。そういえば爆弾も見かけなかったな。
二周目以降よろしくな。
 
うわっ初詣で鐘にタッチするとかあったんだ。(攻略ちゃんと読みに行って初めて知った)
二周目以降よろしくな。
 
大接近モードって何?!?
二周目以降よろしくな。
 
あとクウヤ氏は二度ほど遭遇しましたが、その後結局正体を明かしてもらうほどには至らず、でもまあこの人ずっとパー出してるし多分ずっとグー出してる大地氏の兄ってところだろうなとは思っていました。
二周目以降よろしくな。

なんでちょっとメタな感じに言うん?


ポケモン懐古厨によるキャラ語り

以下、他のキャラたちも語りたいのコーナー、
なのですがおそらく個人的な脱線とポケモントークが無駄に混ざるので雑味がすごいと思います。
一応全員出現して、好感度トキメキ~好きくらいまでの状態でのエンドでした。
 

・マリィ

初代の主人公を流し見するなかで、女子が積極的にアタックしまくる肉食まるだしなの正直ちょっと得意じゃねえんだよな~~と思っていたので、4のマリィの無自覚天然ニブチンぽややん吸引力っぷりのほうがかなりタイプで。
これはもう完全に好みの問題だと思うんですが、個人的に「鳥類や魚類の派手で目立つオスたちが地味で目を引くところのないメスに一生懸命アピールしているようす」が好きシチュなんですよね。(急に生き物の生態のフェチを話し始めるな
そこのヘキにマリィちゃんはかなり刺さりましたね。
見た目もまろやかでかわいいよね。眉の角度とかのやさしい感じもすごく好きで。
主人公補正の強化として、はばチャ記者活動という大義名分で目立つ相手にガンガン絡んでいくことを正当化されているのも大変ありがたかったです。
ただのミーハー肉食女子だったらプレイしていて多分しんどかったので。
キィー何よあの女的なひがまれ展開とか正直めんどくさいもん。
 


ちなみに今回、名前等の設定は、自分が呼ばれるのもなんかちょっとな…と思い、
マリィの髪の色や雰囲気にちなんで、桃の節句っぽく「桃里 雛(とうり ひな)」ちゃんとつけていました。
自分のHNを若干反映させつつ、あくまでマリィはかわいいひなちゃんということでね。
誕生日設定もひな祭りの3月3日にしていたのですが、学期末だし1年目もしっかり仲良くなってから誰かに祝ってもらえるじゃん、よっしゃと思ってたら、
3年目が2月までしかないのを知らなくて一回分祝われそびれたのでした。初見だとこういうことあるんだな・・・。

来世は秋生まれとかにしよう

・風真怜太氏


涙拭けよ…もうそのままイギリス残ってもいいと思うよ…。
なんかこのマリィ次第で一方通行激重片思いみたいになってしまう彼の立ち位置がかわいそうでかわいそうで…。
彼はいうなればポケモンでいうところの最初の一匹、御三家枠ですよね。主人公の運命だという自負と、御三家といえどプレイヤー次第では容赦なくボックス送りもありうるという不安。見ているこっちがヒリヒリしてしまう。
最初に解禁されるADVシナリオ、自分で読んだときは気づかなかったんですが、何かのコメントで「このADVを踏まえて風真くんからの年賀状兼クリスマスカードを見ると込められたものの重さがすごい」というのを見て、ウワ~確かに!となるなどしました。やっと送ることができたんだなあ…
いや~風真氏はなあ、昔の思い出を大切にしている、古くなっても色あせず価値の変わらないものはある、みたいなのはわかるんだけど、ちょいちょい過去にとらわれすぎてて見ていて苦しかったですね。
マリィにお前は変わってないな、というのもそうであれという願望混じってないかい。
幼稚園の時の話とかって高校生にもなってまだ掘り返す?って思っちゃうんだよな。

おかしいかおかしくないかで言えばおかしいだろ

・御影小次郎先生

なんかさあ飄々と初恋泥棒常習犯でーすみたいな顔して、なかなかどうしてすごかったですね。
一周目、部活どれにするか考えてなくて、ねこちゃんのポスターのゆるかわさにフラリと手芸部に入って(後から調べたらどうも部活の中ではパラメータ上がりやすくて良いらしいですね)(練習が任意なのもスケジュール融通きいてうれしい)(あとどうでもいいけど声のクソ可愛い部長あなた3年間ずっといませんでした???
マリィのウエディングドレス姿を見てしみじみする御影先生がもうなんか、先生アンタそれ聞こえるように言うのずるすぎだろ…と頭を抱えてしまった。冗談めかして言うのがほんとさあ。

「ちょっと待ったあ!」パリーン!!!  …それはちょっと見たすぎる


あと多分これはたまたまなんだろうけど、先生と初めて二人でボウリングに行くイベントの直前に、仲良しグループ(なんかいつの間にかできていた)でボウリングにワイワイ遊びに行ってたもんだから、その後の「普通の高校生が当たり前にすること」的なセリフが余計に効いてて胸にウッときましたね。
その後名前呼びしてきたあたりでああ~~いけませんね先生、ずるいですね。だめですよ。ちらつかされる過去と今後を普通に知りたくなるんですよ。
先生はあんまりポケモンに例える衝動はないんですが、強いて言うなら冒険中ずっとライドしていたコライドンとかメニュー機能としてのスマホロトムとかの「そうかお前もよく考えたらポケモンだもんな」とハッとするのと近い感情がありましたね。
いやまあ攻略キャラだからメタ的には意識しているんだけど、そうか先生だってひとりの人生ある人間なんだよなあ、的な。

 ・白羽大地氏

個別テーマ曲のグリッサンドだけでもうテンションあがる。
上で語ったとおり、他のみんなのことは実況とかそれこそYoutubeのサムネとかで何となく見かけてたのに、いざ自分でやり始めたら急に知らない顔に出会ったからものすごく印象が強かったんだよな。
ポケモンでいうと、金銀初見プレイ時の、
それまで事前情報で見たことのなかった、くらやみのほらあなで初めて出会ったノコッチに完全に一目ぼれして、手持ちに入れて殿堂入りしたときの、あの気持ちを思い出したな。
正直パーティ入れたはいいけどほかのてもちたちでカバーしまくらないとわりと厳しいぞってときもあったんだけど、どうしてもこの子と一緒にクリアするんだという強い意志で乗り切った。そんなかんじでした。

電話の折り返しを絶対にさせない男

・颯砂希氏

正直はじめは一番興味が薄かったキャラだったんだけど、気が付くとなかなかどうして好きでしたね。
爽やかスポーツ青年で、アクがなく素直で裏表がない、見た目もそんなにぶっとんで特徴がない、キャラクターにアイコンっぽさ、フィクション度が低いのが彼のいいところでもあり弱点でもある気がします。
運動キャラだけどちゃんと(?)読書もするし、熱血で暑苦しいわけでもないし、他人とむやみに競争しようとしてこないしで、人格ができていて、バランスがよくて、とびぬけてヘンなところもなくある意味目立たないけれど、ずっと安定感がすごかった。
ポケモンに例えるなら序盤鳥、ダイパにおけるムックルのような、どこにでもいそうだけどてもちにいてくれると何とも頼もしい存在。
今回マリィは攻略キャラの呼称を全員「下の名前+くん」に統一していて(ちなみに女子双子はよびすて)、いやでもサッサ氏だけは名前のサッサという響きが良すぎてちょっと迷ったよね。
希くん、って呼びながら今これ誰呼んでるんだっけ?ってなってた。
実くん、行くんあたりもなんだけど、新ポケモンにニックネームをつけてそれでばかり呼んでいると肝心の種族名が何だったかわからなくなる現象がここで発生していました。
颯砂氏はときめきMAXまでいったにもかかわらずついぞマリィのことを下の名前で呼びませんでしたね。ガード堅かったね。
彼の年賀状のゆるいイラストが癖になる、全十二支分見たい。

こんなに無邪気にデレてなお、名前では呼んでこない そこが良い

・本多行くん

1年目の3学期終盤にしてやっと会えたね。こんなに目立つ人のはずなのに。
きみはまるでトキワのもりで永遠に会えないピカチュウのような、やっと会えたときにはてもち全員育ちすぎててワンパンしてしまってゲットできないんだよな。
正直この一周目では、マリィに出会う時期がちょっと遅めだったのと、本人も自分の気持ちを自覚するのに時間がかかるタイプなせいで、本多くんとじっくり向き合う時間がなかった感じでした。
本多くん、人間としてあまりに魅力的で、博識だけどちょっと空気読めないところは見ていて危うくて、なんか彼とは恋愛とか抜きでじっくり友人関係を築きたいと思ってしまう。
昆虫や水槽の話は個人的には食いつきたくて仕方ない話題なので親近感がすごかった。でもアクアリウムに入れる昆虫って何だろう、ヤゴくらいしか思い浮かばないんだけど魚食われちゃわない?

スポーツが得意ではないことをこんなに明るく語れるの、才能だよね

・氷室一紀氏

後輩キャラだから必ず2年生になったら登場してくれるんだろうけど、他キャラと1年遅れで参戦のハンデがあるし、シルフ本社でラプラスがもらえる頃にはもうてもちの水タイプ育っちゃってるしな…と思ってたら他の2キャラ(七ツ森氏と夜ノ介氏)がまだ登場してなくて意外とてもち枠空いてたという。
タメ語で生意気でツンケンしているけどめちゃくちゃかわいい後輩くん、交流していてかなりぐっとくるポイントが多かったです。
そもそもGS1のヒムロッチ先生が個人的にかなりツボなので、同じ要素を備えつつひねくれちょろすけでかわいいのがすごくカロリー高かった。ごちそうさまでした。
一紀氏との交流は、最初はひとを寄せ付けなかった野生動物が徐々に心許してくれた、みたいな喜びがありますね。
彼がなんでそこまでマリィに懐いてデレていったのか正直あんまりピンとこないんだけど、まあマリィが素敵な先輩だったんでしょう。良いハンターは動物に懐かれちまうんだ。
早朝の海を貸し切りにしてくれたところがとても印象に残っています。
スチルも透き通るように綺麗で、表情も柔らかくて、アレは本当にかなりグッときた。

ここぞというときの眼鏡のオンオフの使い分けがうまいんだよな

自分ひとりだけの大切な好きな時間と空間をこの人となら共有したい、と心開いてくれたのがすごく良かったな。
プレイしていて中盤なんかいつの間にか風真・颯砂・氷室トリオで仲良しグループが結成されてて、一緒にメシ食ったり遊びにいったりしたの楽しかったね。終盤いつの間にか解散?していたのでちょっとかわいそうだった。

・七ツ森実氏

流行コマンドやらなさすぎて二年生まで会えなかった。
正直見た目や喋りやなんやかんやは一番気になってるキャラです。けだるいフラットな喋りと、個別テーマ曲のデッデー!がクセになる。
学校ではさえないメガネくんが実はワイルドなイケイケ高身長モデルでクラスのみんなにはナイショだよで、甘いものが好きでわんことにゃんこが好きで?虫が苦手で??って一人だけおいしい属性モリモリすぎてずるっこだろ。お前はイーブイかよ。そりゃ人気出るわ。みんな好きだわ。
それ以外にもなんかまだありそうな感じでみちるとコソコソ話してるの聞いちゃったんだよな。なんならファンアート等でちらっとそのへん知っちゃってるんだよな。この上まだ追加進化あるのかよ。
どっちの立ち絵とデートしたい、と訊かれて眼鏡を選んだけど、だってこの顔面の良さをずっと直視するのはかなり大変では?怖気づいてしまうって無理だって。いやでもせっかくだから二周目はがんばってnanaのほうでいってみるか…。

初見で回収できていないままの伏線

・柊夜ノ介氏

芸術コマンドやらなさすぎて二年生まで会えなかった。
見た目のわかりやすい派手さこそないけど、中性的でピシッとしてるのにどこか天然で、別世界の人でありながら生活感もあって、かなり好きなんだけどなんせ出会いが一番遅くって交流があまりできなかったね。
金銀でカントーに渡ってやっと出会えたランターンのように、独特の魅力があって非常に好きなんだけど、遭遇タイミングがあまりに遅くててもちに入る余地がなかった。
丁寧な口調にときどきタメ語を混ぜてくる独特の話法が魅惑的すぎて、多分序盤で会っていたらドはまりしていたと思います。
遊園地のバンジーをウッキウキで飛んでいる姿が印象に強い。

バンジージャンプの話ですよね・・・??

・みちるとひかる

「二人の女子が並んでいるのにみちるが金髪短髪のほう」なのが、セーラームーン世代的にどうしても一回脳内でん??となっちゃうんですよね。ひかるの一人称がひかるで本当に助かった。
みちるの喋り方が独特の揺らぎがあって好きです。お姉さんっぽくしっとりタメるかと思えば年相応に舌っ足らずだったりするのが聴いてて癖になる。ひかるはずっとかわいくてかわいいね。愛してるぜっ♡
GS1の実況だけ眺めていて、みちひかに電話するだけで休日つぶれるもんだと思い込んでいたので、好感度やファッション情報をチェックするために悲壮な覚悟で電話したついでにそのまま遊びに誘っては遊んでいました。パラメータがなんか上がっていたようで結果オーライ。

深海のおさかな定食とは目が合わないのか心配になる

一周目の余韻も落ち着いてきたので、

二周目以降ものんびり遊びましょうね。
大地氏の見れていないスチルを集める旅に出るか、他キャラとよろしくやるか、仲良しグループを狙ってみるか…あーこりゃ確かにセーブスロット100個あるのも納得ですね。
 

総括

ときめもシリーズ初見プレイ、やる前はちゃんと楽しめるのかという不安もありましたが、やってみたら案外ポケモン感覚で遊べました。
同じような方がもしいらっしゃれば、この書き散らしが背中を押すきっかけになれば幸いです。

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