最愛のあなたへ~Another Story
あなたの体温に包まれる心地よさに
重たいまぶたは開かないでいる
眠すぎて何も考えられないまま
顔中にキスの雨を受ける
小さなリップ音を奏でる
あなたの優しくてやわらかい唇が気持ちいいの
この時間がとても好き
サイドボードのロックグラス
溶けてなくなった氷と
スコッチの苦くて癖のある味
ハチミツのようで少し潮(しお)のようなふしぎな香り
サラミソーセージのスパイシーな香り
わたしと同じボディーソープの香りの中に
やわらかく包み込んでくれる大好きなあなたの香り
バレないよ