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試験勉強の寄り道 「光る君」と「源氏物語」で学ぶ

今回の記事は”今”のテーマ(自分の中では)で書きたいと思います。

光る君へ

大河ドラマは毎年見ているわけではないのですが、今年は今のところ毎週楽しみに見ています。

題材的に自由度が高いというのもあるのでしょうか、話の展開が予想できすぎないのが気に入ってます。シリアスすぎず、キャスト陣のバランス・演技も好きです。


文化的な観点からだと、五節の舞姫と日本版ポロである打毬のシーンが印象的でした。そして存在を強調される貴族の必須アイテム「日記」(笑)

五節舞は聞いたことがありましたが、打毬は全く知りませんでした。日本のドラマで見たのも始めて。調べてみたら、一度途絶えていたそうです。
中国の歴史ドラマではポロ的なスポーツ(女子もやる)のシーンを見かけます。同じルーツでも辿った道はだいぶ違うのでしょうね。

どちらも江戸時代に再興されたというところに日本の歴史を感じました。

源氏物語

源氏物語自体は読んだことがなく、大河ドラマをきっかけに瀬戸内寂聴さんの現代語訳版「寂聴 源氏物語」をAudible で聞き始めました。

厳密に言えば、高校の古典の授業や試験で抜粋された原文は読んだことがあります。ですが、あらすじと有名エピソード把握はクラスで回し読みされていた漫画「あさきゆめみし」頼りでした。

そして高校生の自分には源氏物語が何が面白いのかよくわからず、主人公への共感という観点ではほぼ意味不明だったのは覚えています。

今は現代語訳で話を追いかけている途中ですが、大人になった今でも光源氏の思考・心情に寄り添うのは難しい(笑)
今のところ「イケメンに限る(というか、それ許されるの!?)」の最古例だなとしか思えず、なんだか作品に対して申し訳ない気持ちに…

今後に期待して読み進めたいと思います。
実は読了後に記事にしようかと思ったのですが、時間がかかりそうなので先に書いてしまいました。

さて、現代語訳も多数存在する源氏物語ですが、30ヵ国語以上に翻訳され、世界的に読まれているとのこと。

日本のみならず海外でも読まれているってすごいことだと思います。外国人研究者の方には何に惹きつけられたのかお聞きしてみたい…

ちなみに英語では
源氏物語 The Tale of Genji
紫式部 Murasaki Shikibu
と言えば良さそうです。

和歌の部分はどう訳されているのでしょう? 想像もつきません。いつか機会があれば見てみたいです。

紫式部の人物像

当たり前のように歴史上の人物として習い覚えますが、1,000年の時を超えて読まれる小説を書き残したと考えるとすごいことですよね。

もう少し後の時代だったら、同じような能力・才能の女性がいても人気作家になるのは難しかったかもしれません。歴史の必然なのか偶然なのか。

名前が残っていない女性はたくさんいますが、個人を特定できる呼び名が残っているだけでもすごいことかと思います。

紫式部日記の方は全く触れたことがないので、いつか機会があれば…


大河ドラマを見終わるころには現代語訳の源氏物語も読み終わり、自分の源氏物語イメージはかわっているでしょうか。

大人として「もののあはれ」が感じ取れるようになれますように…

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