インク工房で高橋さんに好き概念インクを作っていただいたレポ
万年筆インク沼、理想の色を追い求めていくと行き着くところは調色……
たまたま出かけるタイミングで行く先にインク工房がある、もうやる以外の選択肢はないんです！ やるか、やるかです！
今回は高橋さんがブレンダー。
石丸さん高橋さんのお二方を3ヶ月で体験できるの強運すぎる。
前回の教訓を活かし、今回は画像とインクカードと普段使っている手帳を持参しました！
まず、作りたい色のイメージを伝えます。
「この青い薔薇の写真の赤みの濃い目のところ、紫みがあるピンク？ ピンクみがある紫？ をお願いします！ 藤山マリアージュパープルやDaybreak〜夜明け〜に近い系統で、夜桜みたいなくすみがあって揺らぎが（略）」
前より具体的になったけどめちゃくちゃ欲張りだぞ！
初代の青い薔薇の青くなりきれなかった紫が好きなんですよ……
欲張りてんこ盛り、それでも夢が叶う！ それがインク工房！
最初の色からちょっと青みを足してみて、そこから渋みを加え……
更に青みを足し……ｧｧｧめちゃくちゃ好きな感じ……
最後に加えた青みがインク溜まりで大暴れ。最高。
作り終えた色を一瓶ぶん、実験器具で混ぜ混ぜ……石丸さんバージョンとの違いが楽しい。
「このインクの名前を書いてください」
あっカードに名前を書く感じなのですね！
「青い薔薇」という名前にしようと思っていたのですが、青い薔薇の中のピンク系の紫をオーダーしたので、できた色が青くなかった。別の名前をつけました。
好き概念インク、完成です。
「たくさん使ってください」
ｩｧｧｧ……インク入れる予定してた万年筆のペン先Fなんだけど、これはミュージックニブとかインクどぱどぱペン先の方がいいかもしれない。
リピート用のカードが石丸さんバージョンと違うのがまた楽しい。
インク屋の棚全部を埋め尽くしたいインクに加わりました。
また絶対やりたい、インク工房、めちゃくちゃ楽しい。予約する。ドラ○もん並にあれが欲しいこれが見てみたいをお願いして叶ってしまう、体験込みでこのお値段。プロの手で生み出された、瓶入りの好き概念が手に入る。やばいですよこれは。
高橋さん本当にありがとうございました！