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【投機の流儀】日経平均4万への道のり

第1部 当面の市況

(1)当面の市況:
先週末の米国市場では、直近売り込まれていたハイテク株が半導体株中心(指数2%高)に反発、一方決算発表のJPモルガン(6%安)を筆頭に銀行株が売られた。これを受けて指数ではNYダウは0.5%安、ナスダックは0.5%高とまちまちの動きとなった。
尚、CME日経先物は28300円となっている。

週末は、25日線を1.89%だけ割り込み、騰落レシオは91%だから、方向感の出ないところで終わった.
週末は前日の米FRBブレイナード理事の発言をきっかけにして米金利の先高
予想が再び強まり、PERの高いハイテク株を中心に下がった。1ドル113円台後半、ドル円は1ドル113円までとし、米金利上昇からドル買いが拡大したと思われる。しかし、週末は午後になると日経平均は節目の2万8,000円を割り込んだことで当面の安値と見た投資家の買いが入ったのか下げ渋った。SQ値は2万8,266円だったからそれをクリアしない値段で終わった。25日線も200日線も割り込んで、これが当面の高値抵抗線と接近となるかもしれない。

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