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【投機の流儀】今、言えることは「需給に勝る材料なし」だけだ

1月16日(土曜日)13時からのオンラインセミナーお知らせ
お陰様で御参加者募集は好調です。
1月16日のセミナーの折には、「動画」や週報ではお伝え出来なかったことも含めて、いろいろお伝えしたいと思います。
事前に、ご質問なりご意見なり御感想・ご批判をお聞かせ下されば、解答能力の範囲でお答えします。
ご参加ご希望の方は「まぐまぐ」へお申し込みください。宜しくお願い致します。
なお、先着50名様とは事後に私と、お一人様20分ずつ電話会話できることにしていましたが、夙に50名様を超えましたことを報告いたしてお詫び申し上げます。50名様との電話会話日時の打ち合わせは御希望をお聞きして(株)まぐまぐを通して調整いたしたく思いますのでご了承ください。

はじめに
週明けは騰勢を駆って大幅続伸という訳には行かない。小幅値動きか強保合というところだろう。米の雇用統計の悪さを見ないふりして上下院民主党で大型経済政策が決まりやすいと「いいとこどり」するNYだ。
上下両院が民主党なら、バイデンが唱えていた富裕層への増税ありという悪材料には「当面は見ない振りする」というところだろう。これを市場では「グレイリノ;灰色の犀」と言ってきた。

一方、内部要因は良い。空売り筋は多いし、25日移動とは5%強の開きで、僅かに過熱気味といったところだ。売買代金もようやく3兆円を超えた(11月いっぱいの3456円高の期間は4兆円越えが続いた)。

20世紀最高値と21世紀最安値との下げ幅の半値戻りの近傍で6月~10月まで5カ月を膠着し(私ごとながら筆者は3月安値を大量に買ったが、この「半値戻りの因縁場」で大半を利食いしてしまった。Wボトムを想定したからだ。
待望の中間反落なしで、10月までの因縁場を11月に一挙に抜けてから1ヶ月で3456円幅を駆け上がり、次は20世紀最高値と21世紀最安値との下げ幅の黄金分割比のレベルで3週間の膠着を見せ、年末年始の2週間で一挙に上抜けた。
相場の生理から言えば、30年ぶりの2万8000円乗せに「敬意を表して」週明けは一旦は保合に入るところ。

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