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【投機の流儀】「関西電力株」について

【今週号の目次】
第1部 当面の市況
(1)「アイランド・リバース」(離れ小島)を形成したが懸念なかろう
(2)個人投資家の売買シェアが2001年以来18年ぶりの低水準になった
(3)筆者のように思った通りを語り、語る通りを書く、ということを続けていれば、おそらく半数かまたはそれ以上の人々には嫌われる場合が多かろう
(4)中小型株が流動性縮小
(5)政府、外資規制強める、これは1963年夏のケネディ暴落(★註)を連想する
(6)レンジ相場・サンドイッチ相場はトランプが繰り出すカードに翻弄されてきた
第2部 中長期の見方
(1)景気動向指数、5段階の最下位「悪化」に
(2)民間債務の異常な膨張暴―-暴発したらどういうことになるか、誰にも予想はつかない
(3)今どきの政局―-安倍首相の後継者は「菅・進・太郎」だという
(4)BREXITはどうなるか
(5)「銀行株に買いの気運」という日経の見出しを既報10月6日号で本稿では批判したが……
(6)世界景気の暗転のシンクロナイズ現象
(7)米経済にも高まる景気後退懸念
(8)株価低迷の間はトランプは強硬な姿勢をとらない
(9)米中貿易摩擦を巡って金融市場は悲観と楽観を行き来している
(10)日本国内景気に先行き警戒ムード
(11)トランプに野党攻勢、ウクライナ疑惑の盛り上がり
第3部 「長期投資のヒーロー」で通ってきた澤上篤人氏
第4部 安倍長期政権の功罪

(1)史上最長記録を更新し、83ヶ月目を迎えるアベノミクス景気
(2)最長期政権を記録する安倍政権
(3)対中国外交で前車の轍を踏むな
(4)伝説づくりに勤しむな。地道に内政のやるべきことをやれ
第5部 交信「関電株」について

第1部 当面の市況

(1)「アイランド・リバース」(離れ小島)を形成したが懸念なかろう
10日に始まった米中貿易交渉第1段階は「合意に達し」、週末のNYダウは319ドル高となった。またもやトランプに操られている感じで、当日彼が「非常にうまくいっている」と語ったことから上昇は始まった。週末の東京先物は週末終値より約250円高。今週はとりあえず買い先行から始まろう。

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