【投機の流儀】処理水を巡る中国の嫌がらせに対して
第1部;当面の市況
(1)市況コメント
先週末の米国市場は、NYダウは続伸し、34577ドル前日比76高、ナスダック指数は5営業日ぶりに小幅反発し、13761ポイント前日比12高となった。
夜間取引での日経先物は32510円。日経先物は9月配当落ち分を引いた価格で取引されている。9月27日(水)が権利付き最終日となり、翌28日(木)の権利落ち分は、日経平均で225円程度、TOPIXでは20.8Pとされる。配当落ち分を考慮すれば、週末現物値(32606円)より130円程度の上昇で取引を終えている。
尚、指数連動型のパッシブ運用資金による「配当再投資の買い」は、日経平均先物で1500億円強、TOPIX先物で9000億円弱の買い需要が予想されている。
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