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【投機の流儀】価値ある情報は、ヒトが持ってくるケースが多い
第1部;当面の市況
(1)市況コメント
先週末の米国市場は、中東巡る地政学要因や週末要因で、NYダウは33127ドル前日比286安(0.8%)、ナスダック指数は12983ポイント前日比202安(1.5%)となった。
尚、夜間取引での日経先物終値は31000円と、週末現物値(31259円)より250円程度安い水準で取引を終えている。
(2)米金利上昇と日銀の意向に不安
先週19日(木)の日経平均は611円安を演じて、日経平均の騰落レシオは81%になった。80%になると「売られ過ぎ」のレベルになっているが、概ねその状態になった。一方、もっと重要な25日線との乖離率はまだ5%内であるから「売られ過ぎ」というレベルでもない。
2021年1月〜2023年4月まで2年4ヶ月続いた長期ボックス相場、その後半は仮称「コロナ流動性相場」の30700円のダブルトップ天井をつけた後の鍋底型大底であったと見ているが、その鍋底型大底から脱したのは鍋底大底の平均値たる27500円からである。したがって、2ヶ月で約6000円上がった。その3分の1押しのところで、先週は低迷した。
その状態で騰落レシオ81%、25日線との乖離率が2.14%であるから、方向感の定まらない状態になったまま、日本株下落に警戒感を持っているだろう。
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