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【投機の流儀】逆張り中心の個人投資家の流儀が成功してきた

第1部 当面の市況

(1)大納会と大発会は前日比で安いことが連続している
大納会は今年21年を入れて過去6回が前日に比べて安かった。大発会は過去3回が前日(大納会)に比べて安かった。
これは機関投資家の月末月初のポジション調整がパターン化しているからではないかと思われる。さしたる問題ではない。
大納会や大発会の「ご祝儀相場」というような情緒的なことは今はあまり言わないようだ。

年末最終週の1週間の、特に後半は年末を前に個人投資家の手仕舞い売りと思われる売りが出ていた。そのため信用取引の買い残は4週間連続して減少した。9月下旬以来の3ヶ月ぶりの低水準となった。
一方、空売り残を差し引いた差額は依然として高水準で短期筋の買い持ち高は高水準だと思われる。この調子だと新年に入って海外勢などの新規買いが入っても短期個人の利益確定売りに押され、上値を押さえられる可能性はある。

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