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【投機の流儀】往来相場だと仮定すれば結構とれる

【お詫び】
6月21日号の一部分を、お詫びの上で訂正させて頂きます。

下記は、ゼミ友T氏から来たメール
「ピトケアン諸島、英国の太平洋地区の唯一の領土」と記録にあります。
“フォークランドゆえに英国は環太平洋諸国と見做される”の論理は無理がありそうです。(ref.山崎週報6/21号、第1部(4)バイデン大統領……)。

以下は山﨑;
 上記の通り、フォークランド諸島をピトケアン諸島に訂正いたします。
TPPの正式名称は、「環太平洋パートナーシップ」です。名称からすれば環太平洋の国ではない英国は参加できないことになりますが、T氏は前掲のように英国は太平洋地区の領土を持つと言っているし、彼は私と違って正確な人です。一方、外務省筋によると、英政府はTPPの参加条件に地理的な制約がないことを確認しています。「それでは中国も入れるから俺も入れろ」と中国が言ってくるだろうが、そうなっても中国のような透明性のない国はほかの諸国が反対して入れないでしょう。平成初期の日本の対中外交の大過誤、米国の調楽観論の対中外交の過誤(両方とも既報で既述)を、TPPメンバーは見ているはずです。中国を入れたら、中国包囲網ができません。

第1部 当面の市況

(1)週明けは売り先行で始まろう。25日線は割るだろうが200日線とのデッドクロスは今週は起きない。マザーズは活況。IT業種とバイオ業種中心
日経平均は週初で25日線は割るだろうが、先週末現在から25日線上に居てもスレスレのところだったからこれを割りこんでもたいしたことではない。200日線の上でひとまずは止まるだろう。
当面は乱気流の中での往来相場と見たい。
一方、私事に亘るが筆者自身もゲリラ資金で少々、マザーズ市場で取ってきたが、マザーズ指数は4月第一週を起点として12週続伸している。誰でも今までは取れた。この12週間続伸は多分、史上最長だったろう。

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